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2019年01月10日更新

子どもの好き嫌いを克服させる方法

子育てにおいて、食事における悩みは尽きないものですが中でも一番ママを悩ませるものが「好き嫌い」ではないでしょうか。好き嫌いの多い子どもが多い理由とは何でしょうか。そして、克服していくためにはどんな工夫をすると効果的なのでしょうか。

なぜ好き嫌いが起きるのか?

親は子どもにバランスの良い食事を食べて欲しいと願いますが、特に野菜を嫌がる子は多いと思います。子どもの好き嫌いが始まるのは一般的に2~4歳頃と言われています。野菜を嫌いになる理由はいくつかあります。

・野菜独特の食感と舌ざわりが嫌い

・青臭さや強い臭いを苦手と感じる

・見た目が嫌い

・渋みや辛みが苦手

このような理由から本能的に「食べてはいけないもの」と認識してしまうこともあるようです。

 

また、口の中にあり味覚を感じる「味蕾(みらい)」の数にも原因があるといいます。味蕾が多いほど味を感知する能力が高くなりますが、生後3ヶ月くらいから徐々に増えて1万個まで成長し、年齢とともに徐々に減っていきます。
20代になると5千個まで減ってしまう人もいるので、大人は子どもの半分しか味覚センサーがないということになります。味蕾の数が多いため、子どもの方が味に敏感となり、苦みや酸味を強く感じるのです。

好き嫌いを克服する方法

好き嫌いを克服するためにはどんな方法が良いのでしょうか。

 (1) 離乳食のメニューを意識する

生後3~6ヶ月の赤ちゃんを対象に行われた実験では、初めて口にするものよりも継続して与えたものの方が摂取量が増えたという結果があります。また、様々な種類の野菜を食べさせていると、それ以外の初めて口にする野菜でも拒否反応を示すことが少なかったと言われています。好き嫌いが顕著になる前の離乳食の段階で、たくさんの種類の食材を継続して与えることは効果があるようです。

 (2) 形や見た目に気を付ける

初めて食べたものの記憶が強烈に残る為、初めて口にするものは特に食べやすさを意識します。例えば肉のスジが残らないように処理したり、魚の骨はしっかり抜いたりするなどして、食べることへの抵抗が少なくなるようにしましょう。見た目についても、良くないものは警戒されてしまいます。ニンジンを星やハートの形に切り抜くなど、見るからに口にしやすいように意識しましょう。

 (3) 調理方法を工夫する

野菜を細かくしたりミキサーにかけたりして、原型が分からないようにすると嫌いな食べ物だということを気づかずに食べることがあります。同じ野菜であっても、調理方法を変えるだけで食べられる場合もあります。例えばブロッコリーを茹でたものは食べなくてもグラタンやシチューの具材なら食べられるかもしれません。ほうれん草ならごま和えに、ニンジンならグラッセやキャロットケーキなどにすると甘みが感じられ食べやすくなるかもしれません。

 (4) 食材に触れる回数を増やす

嫌いな食べ物でも、接触する回数が増えることで嫌悪感が薄れていくことがあります。これを「単純接触効果」と呼びますが、見る回数を増やすだけでも効果があります。家族が美味しそうに食べる姿を何度も見せていると、いつの間にか食べられるようになるということもあるといいます。

 (5) 一緒に料理したり家庭菜園をしたりする

ただ出された料理よりは、自分で作ったものの方が当然愛着がわきます。自分で育てた野菜なら食べてみたいと思うのも自然でしょう。食材の買い物も、自分が選んだものは食べてみたいという気持ちがわいてくることがあります。料理についても、ほんの少しでも作ることに関わることで自分に関係している、という意識を持つことができます。調味料や水を入れてもらったり、混ぜてもらったりするだけでも良いので一緒に食に関わってみましょう。

食べさせたくても無理強いは禁物

好き嫌いには個人差があり、大人になってもどうしても食べられないものがあるという人は少なくないですよね。欧米などでは個々の相違を尊重する意識が強いためか、「嫌いなものは食べなくていい」と考える人が多い文化のようです。

また、味蕾の数が成長と共に変わると前述しましたが、味覚の好みも成長によって変化することがほとんどです。「子どもの頃は食べられなかったけど今は大好き」という食材がある方も多いのではないでしょうか。

「栄養が偏るから食べさせたい」と考える方も「嫌いなものは食べなくていい」という考え方も、家庭によってそれぞれだと思います。しかし、色々な工夫をしてみたけどやっぱり食べられない、という時は肩の力を抜いて長い目で見ていきましょう。無理に食べさせようとしたり強く叱ったりするのは逆効果です。「いつか食べられるようになるといいね」「この前よりも多く食べられたね」と声をかけながら、時間や心に余裕を持って少しずつ克服していきましょう。

 

最近では、小さい頃の偏食や小食は無理に直さなくても良いという考え方が増えてきているようです。それは、親がいくら直そうとしても本人が納得しなければ直るものではなく、園や学校などの社会に出て色々な価値観に触れることで自分で気づいて身につければ良いという考えからです。

がむしゃらに直そうとするのではなく、親の価値観を伝えながら何でも美味しそうに食べる姿を見せていけば少なからず伝わるはずです。色々工夫をしても直らないとがっかりするのではなく、時間がかかるものだという認識で長い目で見守りましょう。そしてなにより大切なのは、楽しい食卓を囲むことですね。


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この記事を書いたライター

専業主婦で1児男児の母。35歳で子供を授かり育児奮闘中です。出産の痛みに怯えていましたが、案ずるより産 むが易し。産むのは一瞬でした。しかし産んでからは体力勝負。待ちに待った可愛いわが子であっても思っていたのと違うと悩むことも多いです。子育てのかたわら、タティングレースのアクセサリーを作ってWEBや委託にて販売しています。これからお子さんを持とうという方たちへ、大変ながらも楽しい育児をお伝えすることで少しでも参考になればと思いますのでよろしくお願いいたします。◆ブログhttp://ameblo.jp/bettymoca ◆Facebookhttp://www.facebook.com/carinofilo
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