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2019年04月25日更新

日本でも液体ミルクが解禁!液体ミルクの知られざるメリットとデメリットとは

赤ちゃんが生まれて初めて口にするものと言えば母乳、そしてミルクです。ミルクは粉ミルクが一般的ですが、海外では液体ミルクも飲まれています。そして昨年日本初の液体ミルクが製品化され、2019年3月から販売が開始されました。

海外では普及している液体ミルクですが、日本ではまだまだ知られていないことも多いです。液体ミルクの特徴や使用についての注意点などを知っておきましょう。

国内で液体ミルクが取り入れられた背景

今まで国内では液体ミルクの規格基準が定められていないため生産や販売が出来ませんでした。しかし2018年8月に食品衛生法の「乳等省令」、健康増進法の「特別用途食品制度」にて基準が定められ、消費者庁が液体ミルクを「母乳代替食品」に区分したことにより国内での液体ミルクの生産・販売が解禁されたのです。

このような流れとなった背景は、2016年の熊本地震でした。被災地の救援物資として、駐日フィンランド大使館が液体ミルクを送ったことをきっかけに、災害時における液体ミルクの有用性を認める声が高まり、各地で署名運動などが行われ国内での製品化の動きが拡大しました。

海外の液体ミルク事情

日本では母乳以外の赤ちゃんの栄養と言えば粉ミルクですが、世界の多くの国ではもう1つの選択として液体ミルクがあります。特に、育児先進国と呼ばれる北欧で液体ミルクは広く普及しています。各国の事情を見てみましょう。

北欧の中でも、フィンランドは粉ミルクと液体ミルクの販売量の割合は液体ミルクが9割以上に、スウェーデンではほぼ半々となっています。液体ミルクが一般的なスーパーで普通に販売されており、カフェやファミリーレストランなどで授乳室がない場所や長距離移動の際、または高速道路の休憩所などで多くの人が利用しています。

ロンドンでは、大型スーパー・薬局・コンビニのようなコーナーショップなどで取り扱いがあり、粉ミルクと液体ミルクは同程度の割合で陳列されています。

 

アメリカでも身近な場所で購入が可能で、普通に手に入れることが出来ます。メーカーでも普及に力を入れており、アンケートやプロモーションで液体ミルクを配布するなどの活動が盛んです。ただアメリカの粉ミルクは常温の水でも溶ける為、月齢が進むと粉ミルクに切り替えるという家庭も多くあるようです。

シンガポールでは、一般的な使用・販売はされていません。病院などの限定された場所での提供となっています。その理由は、共働きが当たり前のシンガポールでは母乳離れが進んでおり、一般的な販売が可能となると一層の母乳離れが懸念されるということで政府が定めているそうです。ですので、出産直後に健康上の理由で母乳を与えられない場合や、NICUの赤ちゃんに与えるためなどに使用されています。

その他、中国でも液体ミルクは人気が高いです。逆にロシアやオーストラリアでは販売されているものの普及していない、など国によって事情が異なるようです。

液体ミルクのメリット

液体ミルク

それでは肝心の液体ミルクの特徴を見てみましょう。まずはメリットです。

(1) すぐに授乳できる

紙パックに入っているミルクを哺乳瓶に移すだけなので、スピーディに与えることが出来ます。泣いている赤ちゃんを待たせずに授乳できることは親にとっても負担が軽くなりますね。

(2) 常温で保存出来る

常温で保存が可能なため、普段の持ち運びにも便利です。粉ミルクを持ち歩く場合は、一緒に熱湯や湯冷まし・哺乳瓶を持つ必要がありますが、液体ミルクなら哺乳瓶だけあればよいので、荷物を減らすことも出来ますね。

(3) 長期保存ができ衛生的

調乳した粉ミルクは冷蔵庫で24時間しか保存できませんが、液体ミルクは半年から1年保存出来ます。また、お湯で殺菌してから与える粉ミルクと違って、液体ミルクの紙パック内は無菌のため殺菌の必要がありません。しかし飲み残した場合は菌が繁殖する恐れがあるので、粉ミルクであっても液体ミルクであっても速やかに廃棄しましょう。

(4) 調乳不要

粉ミルクのようにお湯を用意して軽量して混ぜて・・・という手間がいりません。量を失敗する、ということがなくなる他、普段調乳を行わないパパや祖父母などに預かってもらう時にも安心です。

液体ミルクのデメリット

(1) 価格が高い

値段で言うと、粉ミルクよりも2倍程度割高になります。液体ミルクの割合が多い北欧でも、外出時は液体ミルク、家では粉ミルクというように使い分けている家庭が多いようです。

(2) 量の調節が出来ない

液体ミルクは紙パックに入っているので量が決まっています。少し足りない時に足す、余ってしまった時に残しておく、ということが出来ません。日本ではまだ販売して間もないので種類も少ないですが、今後さまざまな容量が増えるといいですね。

(3) ゴミが増える

日常で液体ミルクを使用すると、紙パックのゴミが増えます。企業では衛生面を考慮した「使い捨て哺乳瓶」や「使い捨て乳首」などの販売も検討しており、そうすると更にゴミが増えることとなります。

 

液体ミルクはまだ販売されたばかりで、その是非についても様々な議論が取りざたされています。それについてここで言及はしませんが、今までなかった選択肢が増えるという意味では子育てママの手助けになってくれると感じています。

災害時や特別なシーンでの使用が見込まれていますが、徐々に一般にも広がっていくのではないかと思います。販売して間もないので種類がまだ少ないですが、今後複数のメーカーが参入し様々なサイズや味が増えていくのではないでしょうか。

まずは液体ミルクがどんなものであるかをしっかりと調べ、自分の考えで使用を判断していきたいですね。


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この記事を書いたライター

専業主婦で1児男児の母。35歳で子供を授かり育児奮闘中です。出産の痛みに怯えていましたが、案ずるより産 むが易し。産むのは一瞬でした。しかし産んでからは体力勝負。待ちに待った可愛いわが子であっても思っていたのと違うと悩むことも多いです。子育てのかたわら、タティングレースのアクセサリーを作ってWEBや委託にて販売しています。これからお子さんを持とうという方たちへ、大変ながらも楽しい育児をお伝えすることで少しでも参考になればと思いますのでよろしくお願いいたします。◆ブログhttp://ameblo.jp/bettymoca ◆Facebookhttp://www.facebook.com/carinofilo
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