近年、フィンランドの育児制度に注目が集まっています。 どんなところが良いのか、日本とはどう違うのでしょうか。 育児休暇制度。男性の育休取得率は80%以上!フィンランドでは、赤ちゃんが産まれる前に「マタニティパッケージ」というものが自治体から妊婦さんに送られてきます。


近年、フィンランドの育児制度に注目が集まっています。
どんなところが良いのか、日本とはどう違うのでしょうか。





なんといっても日本との大きな違いは育休制度。
日本でも最近では男性の育休取得についての見直や議論もなされていますが、女性の取得率が75%超なのに対し男性は2%前後と格差は一目瞭然です。フィンランドでは男性の取得率が80%近くあります。
育休期間についても日本では1年未満がほとんどですが、フィンランドでは男女問わず3年取得することが一般的で、フルタイムで働きながら何人も子育てをする母親が多いです。


国からプレゼントされる”マタニティパッケージ”


フィンランドでは、赤ちゃんが産まれる前に「マタニティパッケージ」というものが自治体から妊婦さんに送られてきます。
中身はオムツ、下着、服などの他に体温計、オモチャ、クリームなど赤ちゃんのお世話をするにあたり必要なものがほとんど揃うようになっています。また、中身が入っていた箱は赤ちゃんの簡易ベッドとしても使用できるという徹底ぶり。国をあげて新しい命を支えていきたいという思いが伝わってきます。
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