最近、知育玩具に注目が集まり規模は1200億円市場とも言われています。2015年の約800億円に比べ約13%も増加しています。
人気が急増している理由は、手や指を使うことで遊びながら脳の発達を促してくれるのはもちろんのこと、祖父母からの注目が集まり3世代で楽しめる商品が人気です。
祖父母世代は、価格が多少高くても孫の成長を見守りたいからと購入するケースが多いようです。どんな知育玩具が人気なのでしょうか。
知育玩具ってどんなもの?
知育玩具のはっきりとした定義はありませんが、木製玩具やブロック・音が出る幼児用の楽器などがあります。
脳研究者である東大教授の池谷裕二氏によると、知育玩具の利用は生後8ヶ月から就学前までが特に有効とのことです。
1歳代におすすめのおもちゃ
○はじめてのブロックワゴン
子どもに絶大な人気を誇るアンパンマンのブロック。カラフルな色が赤ちゃんの興味をひきつけるだけではなく、色の認識能力をはぐくんでくれます。
○うさぎさんタワーゲーム
積み上げ遊びや、サイコロを使ったバランスゲーム、うさぎを数えるゲームなど7種の遊びを楽しむことができます。
年齢別の遊び方マニュアルがついているので、成長に合わせて遊びを変えることができます。人気の最大の理由は“孫育”シリーズとして、祖父母と遊ぶことを前提としているということです。「孫と一緒に遊びたいけどどうやって遊んだらいいか分からない」という祖父母から絶大な支持をえています。
○カプラブロック200
フランス生まれのカプラブロックシリーズの中で、初めて遊ぶ方向けの200ピースのセットです。
厚み・幅・高さがすべて同じ比率の板は建物や動物などを作り出す無限の可能性を秘めています。想像力や数学的完成を育む一方、崩れる時の心地よい軽やかな音までも計算されています。きれいな音、美しい木目、針葉樹のすがすがしい香りなどで五感を刺激します。五感が研ぎ澄まされている子ども時代に、心地よい五感を与えることで集中力を高めてあげたいという開発者の想いが詰まっているのです。
3歳から未就学児におすすめのおもちゃ
○サボテンバランスゲーム
ゴムの木を再生利用して作られた木製玩具。
3種類のサイズのサボテンを、軸の大きなサボテンに差し込んでいきます。穴のサイズもサボテンに合わせて3種類あり、集中力やバランス感覚を養います。グッドトイ認定をされた以外にも、ドイツ・デザイン大賞などさまざまな賞を受賞しており、インテリアとして飾る方も多いとか。
○アソブロックBASICシリーズ スペシャルパック401S
従来の「重ねる」ブロックと異なり、新感覚の「つなげる」ブロックです。
作った後も作品に自由にポーズをつけたり、オプション品でブロックを立てることができるなど、作るだけで終わらない楽しみがあります。白と黒のブロックがありますが、両方入ったパックであればツートンカラーを楽しむことができます。「想像と創造」で脳を刺激してくれますよ。
最初は子どもが興味を示さなくても、親や祖父母が遊ぶ姿を見せることで子どもも興味をひくようになります。
与えて終わり、にするのではなく一緒に楽しむ姿勢を見せることが大切ですね。
これから到来するクリスマスシーズン。思い切って祖父母におねだりしてみてはいかがでしょうか?