昨日まで正しいとされていた子育ての知識が、今日も正しいとは限りません。
子育てに関する情報が、世界中の専門家によって日々更新されているからです。
そこで今回は、教育専門家のPaula L. White氏が、子育てにおいて子どもにすべきでない4つのことを報告していたのでまとめました。
①睡眠を雑に扱うな
「不十分な睡眠は不適切な行動を導き、精神機能を害してしまう。アメリカの非営利団体National Sleep Foundationは、子どもの最低睡眠時間を8時間半と推奨している」
子どもがなかなか起きないと「いつまで寝てるの!?」「さっさと起きなさい」とイライラしてしまいますよね。
ですが、“寝る子は良く育つ”という言葉もあるように、長めの睡眠を取らせてあげると良いでしょう。
②外食は控えろ
「外での食事は栄養価が悪く、健康的な体重を維持するのに不向きである。また、レストランは会話に集中しずらい環境なので、家族の絆を高める機会を損ねてしまう」
確かに、外食をしていると他のお客さんがいたり、店員さんが料理を運んで来たりと会話が途切れやすいですよね。
親子の会話は子どもの安心感や自信を育むことができます。
自宅という最も落ち着ける環境で会話をすれば、より効果的にそれらを高めることができそうですね。
③宿題をするな
「親が子どもの宿題をやることは、子どもの貴重な学習の機会や人格的成長の機会を奪うことになる」
子どもに勉強を教えると、なかなか理解してくれない子どもにイライラしてしまい、ついつい答えを教えてしまう親御さんは少なくないのではないでしょうか?
もちろん、宿題に頭を抱えている子どもを助けるのは良いことです。
しかし、教える際は、子どもが自発的に考えているのかを意識しながら教えることが大切になります。
④子どもを叩くな
「より叩かれた子どもは、犯罪を犯しやすく、憂鬱状態にもなりやすい。また、そういう子どもは家族と関わりを持とうとせず、物事を解決するための手段として、暴力を使いがち」
子どもを叩くことは百害あって一利なしと言って良いでしょう。
特に「物事を解決するための手段として、暴力を使いがち」というのは驚きですよね。
もし、しつけと称して子ども叩いているなら、子どもの将来だけでなく、家族の将来にも問題が生じるかもしれません。
まとめ
子どものためになる知識をドンドン吸収して、健やかな大人に成長するための道筋を作ってあげましょう。
参考文献:
https://www.psychologytoday.com/blog/shape-parenting/201801/4-things-every-parent-should-stop-doing-right-now
witten by 高萩 陽平