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2019年11月14日更新

子どもの肥満に待った!重大な病気につながる恐れの小児肥満を防ぐには?

過ごしやすい秋となりました。食欲の秋とも言われ、何を食べても美味しい季節です。そこで心配になるのが子どもの肥満です。

数年前からメタボリックシンドロームの増加が懸念されていますが、中年以降の大人だけがなるものではなく、最近では小児肥満が深刻化しさらにメタボリックシンドロームとの関連が問題視されています。子どもの頃から肥満になることはどんなリスクがあるのでしょうか。

また、肥満の改善・予防の為にはどんなことに気を付けたら良いのでしょうか。

小児肥満が急増している

育ち盛りの子どもがよく食べる姿はほほえましく、たくさん食べてすくすく育ってほしいと親が願うのは当然です。しかし食べ過ぎは肥満のもととなり注意が必要です。

この20年で子どもの肥満は急増していると言われています。全体の5%以下だった肥満児の人数は、現在では10%を超えるほどに増加しています。文科省の学校保健統計(2018年度)では、肥満傾向児は5歳児で男子2.58%・女子2.71%、11歳児だと男子10.1%・女子8.79%となり年齢とともに割合が高まっています。

 

小児肥満の深刻化により、小児期のメタボリックシンドロームの診断基準が設けられ、早期発見・早期要望の取り組みが増加しています。小児メタボリックシンドロームの診断基準についてここでは詳細を記載しませんが、厚生労働省の研究班による基準はHPで確認できます。身長とウエストからの計算式など、細かく見ることが出来ます。

自分の子どもが肥満であるかどうかを判断するのは難しいですよね。見た目ではなく医学的に肥満であるかどうかを判断するには、「ローレル指数」という計算式で計算出来ます。

 

<ローレル指数計算式>

体重[kg] ÷(身長[cm] × 身長[cm] × 身長[cm]) × 10000000

 

この計算式で出た数字により判断します。

100以下やせすぎ、101~115やせぎみ、116~144標準

145~159太りぎみ、160以上太りすぎ

145以上の数字が出ていたら注意信号です。

食事や生活リズムを整え、難しいようなら肥満外来を受診することも検討しましょう。

小児肥満が増えている理由

肥満のほとんどの原因は、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ることで起こります。食事・おやつなどの過剰摂取や食事内容のバランスの悪さにより摂取エネルギーが増加しています。

食生活が欧米化していることや、受験の低年齢化により夕食時時間が遅いこと、睡眠時間の減少により朝食を取らないなどで食生活が乱れていることも理由となっています。

さらにスマートフォンや携帯型ゲームなどで手軽に遊べることから外遊び時間の減少も、消費エネルギーを減らすという点で原因となっています。過剰摂取・運動不足という双方の要因により肥満が増加しているのです。

小児肥満のリスクはこんなにたくさんある

(1) 生活習慣病などの要因となる

小児肥満の子どもは、その約70%が成人肥満に移行すると考えられています。特に年長児の肥満ほど大人の肥満に移行しやすいことが分かっています。

生活習慣病と呼ばれる糖尿病、糖質異常症、高血圧などの原因となり、これらは動脈硬化を促進し心筋梗塞や脳卒中を起こすリスクを高めます。動脈硬化や生活習慣病は大人だけではなく、今や子どももなりえます。睡眠時無呼吸を引き起こしたり、膝・腰に悪影響を及ぼしたりする可能性もあります。成長期の子どもにとっては特にダメージがあるでしょう。

(2) 大人になってからの健康に影響する

肥満になるほどに食べ過ぎる習慣がついていると体に脂肪が蓄えられやすくなり、運動しない習慣がつくと脂肪が消費されづらくなります。こういった習慣は、一度身についてしまうと大人になってから変えるのは難しくなります。生活習慣が密接に関係していることから、親が肥満だと子どもも肥満になりやすいことが分かっています。

(3) メンタル面での影響も

必ずしもそうではありませんが、肥満になると運動が苦手となる傾向があります。そこから自分に自信が付きづらくなるなど、メンタル面にも影響を与える可能性があります。

心も体も健やかに成長するためには、健康によい生活習慣を身につけることが重要ですね。

肥満を防ぐ生活習慣

子どもの肥満を防ぐにはどうしたらよいでしょうか?具体的に見てみましょう。               

(1) 食事を変える

食べ過ぎを減らすことは当然です。しかし急激に量を減らすことは発育が止まったり体調を崩したりすることがあるので絶対にやめましょう。量は徐々に減らし、食の内容について見なおしましょう。

おやつやジュースの摂り過ぎをやめる為に、野菜や果物やお茶・水を冷蔵庫に常備します。空腹や喉が渇いた時におやつやジュース以外で満たせるようにしておきます。おやつが全くないのはストレスになるので、カロリーの少ない手作りおやつやサツマイモを蒸すなど工夫しましょう。

食事のバランスも大切です。農林水産省のHPでは「食事バランスガイド」が発表されています。ガイドを参考にしながら主食・副菜・主菜・乳製品・果物をバランスよく摂りましょう。

(2) 規則正しい生活リズムを整え、朝型の生活習慣にする

睡眠時間の減少や夜更かし・寝坊は健やかな成長を妨げます。夜食をやめて早めに寝ることで、空腹で目覚め朝食をしっかりと摂りましょう。食事の時間が日々バラバラにならないことも大切です。標準として、朝は7~8時、昼は12~13時、夜は19~20時と言われています。夜9時以降や寝る直前に食事をすると太りやすくなります。食事時間を規則的にすることで、空腹になる時間が一定になるようにしましょう。

(3) 噛みごたえのある食事に変える

よく噛むことで満腹感を得ることが出来、食べ過ぎを抑制します。また咀嚼することで消費エネルギーが増加します。よく噛むようにする為には、野菜を大きめに切ったり海藻やキノコを使った料理を増やしたりしましょう。

(4) 運動をする

消費エネルギーを増やすことも食と同様に大切です。習い事の一環でスポーツをさせたり、公園で遊ばせたりしましょう。一緒にウォーキングをするのもいいですね。また、親が肥満だと子どもも肥満になる傾向があると前述しましたが、例えばエレベーターではなく階段を一緒に上るなど親子で一緒に予防・改善に取り組みましょう。

 

食事をどのように改善したら良いのか分からない場合には、体重の記録表を作ることもオススメです。日付・体重と共に、朝昼夜の食事やおやつで何を口にしたか、内容と量を毎日記録します。記録することで生活習慣の修正すべき点が見えやすく、体重管理がしやすくなります。子どもだけではなく自分もつい食べ過ぎてしまうという場合には、親子で記録するのもいいでしょう。

 

 

肥満が増加し、小学校卒業程度の年齢では1割近くが肥満であるということに驚きました。育ち盛りでもあり、ご飯が足りないと言われるとつい多めに与えてしまうこともあります。ただ肥満には量だけが問題ではなく、食の内容や食事する時間帯・運動量などが密接に関わっていると分かりました。

しっかり食べて、たくさん運動し、よく寝ることが大切ですね。規則正しい生活を親子で心がけたいと思いました。


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この記事を書いたライター

専業主婦で1児男児の母。35歳で子供を授かり育児奮闘中です。出産の痛みに怯えていましたが、案ずるより産 むが易し。産むのは一瞬でした。しかし産んでからは体力勝負。待ちに待った可愛いわが子であっても思っていたのと違うと悩むことも多いです。子育てのかたわら、タティングレースのアクセサリーを作ってWEBや委託にて販売しています。これからお子さんを持とうという方たちへ、大変ながらも楽しい育児をお伝えすることで少しでも参考になればと思いますのでよろしくお願いいたします。◆ブログhttp://ameblo.jp/bettymoca ◆Facebookhttp://www.facebook.com/carinofilo
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