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2020年09月24日更新

PTAは面倒なもの?意外と知らないPTAの実態と活動

幼稚園や保育園を卒園すると子どもの送迎もなくなり、親の出番も減ってくるなと感じるかもしれません。しかし、学校に入り何かと関わるようになるのがPTAです。PTAの存在は知っていても、実際自分がどう関わっていくのか、基本情報などは意外と分からないという方も多いのではないでしょうか。学校生活を送るうえで付き合っていく必要のあるPTAについて、知っておきましょう。

PTAはどんなもの?

PTAとは「Parent Teacher Association」の略で、保護者と教職員による教育サポート組織のことをいいます。保護者と教職員が協力し合い、子ども達の成長を見守る活動を行うのが主な目的です。活動はあくまでボランティアであり営利を目的としません。

日本で始まったのは1945年で、アメリカから派遣された教育の専門家が示した基本方針のひとつに「PTAの設立と普及」が掲げられ、文部科学省を通じて全国に広がりました。

PTA役員には会長・副会長・書記・会計といった役員の他に、学級代表委員や専門委員などがあります。決定の方法は学校によって異なりますが、6年の内に1~2回は引き受けることになる為、仕事の都合などを考えて時期を決めて立候補する人もいます。

 

具体的な活動内容や運営方法は学校によって異なりますが、多くの学校で行われている活動は以下のようなものです。

・運動会などの学校行事の運営・手伝い

・バザー・清掃などのイベント運営や手伝い

・交通安全パトロール

・地域の清掃活動

・卒業式・入学式などの役員による祝辞

・廃品やベルマークを回収して学校に必要なものを購入

・学校やPTAの広報活動

 

PTAの加入は任意となっていますが、入学すると自動的にその学校のPTAに加入し会費を支払うというシステムの学校が大多数です。任意と言いつつ大多数が入会することとなるPTAですが、「それでも入らない」と決めた場合、PTA主催のイベントに参加出来なくなったり卒業式の記念品がもらえなくなったりする可能性もあります。イベント費や参加費を自分で払うと交渉してもPTAの判断により断られる可能性があります。

登校・下校班が結成されている学校では、最悪の場合自分で送り迎えする覚悟が必要かもしれません。学校により異なりますが、加入しないことで親子の学校生活に弊害が生じる可能性があることは承知しておく必要があるでしょう。

 

こういった慣例をなくそうと、私立などではPTAが存在しない学校も増えています。シングルマザーや共働きの核家族では活動参加が難しいケースや、活動・選出を巡った保護者同士のトラブルなどの問題もあります。しかしPTAをなくすことで登下校の見守りをする人がいないなどの悩みも出てきます。現代の働き方やライフスタイルに合わせてPTAのあり方を見直すことが今後課題となってくるでしょう。

PTAにメリットはあるの?

PTAにはどんなメリットがあるのでしょうか。

 

・友人が増える 

PTAの役員になると、同じ役員の人と仲良くなりやすく、情報を共有しやすくなります。特に低学年や引っ越してきたばかり、学区の関係で近所の知り合いは学校が違う、などの場合は立候補してみるといいいかもしれません。

 

・他学年の親から情報が得られる 

役員はさまざまな学年の保護者で成り立っている為、違う学年の話や状況を聞くことが出来ます。同学年の保護者でも兄弟がいる場合がありますよね。

 

・学校のことがよく分かる 

先生との距離が近くなるので、学校の様子が分かりやすくなります。PTAにならなければ知りえなかった情報などを聞けることも。

 

・子どもの普段の様子が分かる 

PTAの集まりやイベントなどで学校へ行く機会が増える為、普段は見ることが出来ない子どもの様子を見ることができる場合があります。子どもたちが顔を覚えてくれて、子どもから情報を得られたということも。

PTAの役割とは

PTAにはさまざまな委員会があり、地域や学校によって全く異なります。同じ名前でも活動内容が異なるものもありますが、一般的に多い委員や活動の一例をご紹介します。

 

・学級委員(クラス委員) 

学級の代表としてPTAの運営に関わります。先生と保護者のパイプとしての役割も。PTA総会などに出席し議案を検討します。学年ごとの活動企画・運営や保護者会の取りまとめを行います。

 

・校外委員 

校外での子ども達の安全を守る活動を行います。交差点の見守りや通学路の確認、防犯パトロールなどを行います。通学路で危険な箇所や標識の必要性があると判断した場合、学校や警察と連携して改善を行うこともあります。見守りやパトロールの分担表作成なども行います。

 

・校内委員 

校内で子どもが安心して過ごせる様、環境を向上させる活動を行います。学校行事の受付や案内を行ったり、子どもの手が届かない場所の清掃を行ったりします。

 

・広報委員 

学校のイベントやPTA主催のイベントを取材して、広報誌を編集し発行します。ホームページなどを活用して情報を発信することもあります。

 

・選出委員 

役員の中に選出する部門を設ける場合もありますが、時期PTA役員を選ぶための専門委員として設置する場合もあります。推薦やアンケートで募集し、決定を行います。

 

委員会の他にもボランティアとして「分担以外の交差点見守り」「図書・読み聞かせ(図書室の飾り付けや、本の読み聞かせ)」や、イベントのお手伝いをするなどの活動もあります。

引き受けるタイミングはあるの?

具体的な条件や回数などは学校により異なりますが、基本的には子どもの在学中に一度は役員を引き受けることになるでしょう。引き受ける良いタイミングなどはあるのでしょうか?

学年は大きいポイントになります。学年ごとにメリット・デメリットを見てみましょう。

 

・低学年 

メリット:入学したての我が子の様子を見られる。先輩ママからの情報収集ができる。

デメリット:第一子であまり情報がない状況の場合、学校の内情が分からず戸惑うことも多い。

 

・中学年 

メリット:学校に慣れて段々話が減ってくる年頃が多いが、話してもらえない様子を見ることができる。低学年で親しくなったママと一緒に取り組むことができる。

デメリット:学校に慣れてくること・高学年で避けたいことからこの学年で行いたいという競争率が高まり、漏れた場合には好きなタイミングでなることが出来なくなる。

 

・高学年 

メリット:行事では子どもが主体となるものも多くなり、我が子と一緒に活動が増える。知っている先生が増えて相談しやすくなる。

デメリット:中学受験を考えている場合は土日が多忙になる為負担が増える。

 

中学受験を考えている場合は親子共に心の余裕がなくなりがちなので5年までに終わらせておきたいと考える方が多くなります。受験率が7~8割という学校の場合は低学年の内から争奪戦になるそうです。人数やタイミングによっては一度もやらずに卒業することもあります。しかしなり手がいない場合には未経験者の中でくじ引きなどもあり、なりたくない時期になってしまうという可能性もあります。

 

兄弟がいる場合は役員後の数年免責期間がある場合があり、世帯で1度という役員の場合は末子のタイミングで選出されたりなどさらに委員になるタイミングを考える必要があります。

また、三役は大変だというイメージがありますがなっておくとその後様々な免除が発生するケースがある上に受検時期になりたくないという思いから早い段階で自ら立候補するなど、PTAに関わるタイミングは場合によっては重要であり色々考える方が多いです。その学校の仕組みがどうなっているかを知ることがまずは大事なので、近所に話せる先輩ママがいれば就学前から情報収集をしておくのもいいですね。

PTAを免除できる理由はあるの?

PTAは大変そうだからできるならやりたくないと考える方もいるかもしれません。「仕事が忙しくて出来ない」というのは、ワーキングママが増えている昨今では通用しません。今や半数以上が働きながらPTAに参加しています。フルタイムのママでも有休を利用するなど工夫して活動に参加しています。

では自体できる理由にはどんなものがあるでしょうか。

・病気を抱えている

・妊娠中や、幼い子ども・未就園児がいる

・障害のある子どもがいる

・転居を予定している

・生活が困窮してPTA会費が払えない

この様な理由であれば理解してもらいやすいことが多いですが、こういった状況で活動する方ももちろんいらっしゃいます。出来ないと決めるのではなく少しでも関わりを持ってみること、余裕のある人がフォローするなどお互い助け合って活動することが大切ですね。

 

 

PTAに賛否はありますし、トラブルなども全くないわけではありません。しかし結局は何の為の活動かといえば子どものためであります。例えば交差点で安全を見守ることは先生にお願いするわけにはいきませんし外部に頼めば費用がかかります。

筆者は2年生の時に広報委員を引き受けました。その時のチームは全員働いていたので直接集まることを極力減らしネット上でやり取りを行い、年3回発行していた広報誌を年2回に減らして負担を軽減しました。やり方を工夫すれば、今のライフスタイルに見合った活動ができると思います。

校長先生に取材を行ったり、高学年ママにクラブ活動の実態について教えてもらったり、締め切り前は大変でしたが実りのある活動でした。面倒だと感じる部分も多いかもしれませんが、活動を通じて得る物も多いはずです。学校に関われるのも子どもがいる間だけであり貴重な時間と言えるでしょう。敬遠せずに積極的に参加してみましょう。


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この記事を書いたライター

専業主婦で1児男児の母。35歳で子供を授かり育児奮闘中です。出産の痛みに怯えていましたが、案ずるより産 むが易し。産むのは一瞬でした。しかし産んでからは体力勝負。待ちに待った可愛いわが子であっても思っていたのと違うと悩むことも多いです。子育てのかたわら、タティングレースのアクセサリーを作ってWEBや委託にて販売しています。これからお子さんを持とうという方たちへ、大変ながらも楽しい育児をお伝えすることで少しでも参考になればと思いますのでよろしくお願いいたします。◆ブログhttp://ameblo.jp/bettymoca ◆Facebookhttp://www.facebook.com/carinofilo
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