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2020年11月12日更新

実録!小3で英検4級合格の勉強法

実録!小3で英検4級合格の勉強法

小学生の英検受検者数が増加しているのをうけ、筆者の子どもも先日受検しました。増加しているとはいえ、小学生には早いのでは?難しいのでは?と考える方も多いと思います。そして、挑戦してみたいけど何をやればいいのか分からないという方もいるのではないでしょうか。

英検は、適切に対策を行えば小学生でも合格が出来る試験です。実際に合格に向けてどの様に勉強を進めたのかをお伝えしますので、参考になさってください。

小学生の英検事情

実録!小3で英検4級合格の勉強法

英検は正式に「実用英語技能検定」と言い、年に3回行われます。級ごとにレベルが異なり7段階から選べます。レベル毎の推奨年齢はありますが、受検にあたっての年齢規定はありません。

小学校で英語が必修化されたことが影響し、小学生の英検受検者は年々増加し、今や年間40万人を超えています。今年度から小学校では3年生で英語の授業が導入され、5年生で教科化しテストの実施や成績がつきます。

英検5級は中学初級、4級は中級、3級は卒業程度のレベルと言われていますが、今後変わっていく可能性もあります。英語の教科化により、英検は小学生にとって更に身近なものとなるでしょう。

一方学校での英語授業が始まったとはいえ、公立学校の授業だけで英検に合格するのは難しく、級に応じた文法や単語を覚える必要があります。各級のレベルや出題形式を見てみましょう。

・5級 

必要単語数は約600語です。筆記問題、リスニング問題がそれぞれ25問出題されます。

・4級 

必要単語数は約1300語です。文法では過去・未来表現や不定詞、比較表現などが出題されます。疑問詞の違いによる設問も多く出ます。

・3級 

必要単語数は約2100語です。マークシートだけでなくライティングと、二次試験での面接が加わる為、4技能の内「話す」・「書く」という練習も必要となってきます。リスニングでは、4級までは問題文が2回読み上げられていたのが1回になる為、より素早く聞き取る能力が必要となります。

受検した子どもの英語レベル

実録!小3で英検4級合格の勉強法

筆者の子どもの英語学習歴やレベルをご紹介します。週1回の英語教室に1歳から通っているので、英語を聞き取る力は育っていると感じます。しかし、話す力はほとんどなく、単語や短いフレーズを発することが出来る程度。小学校に上がってからは英語教室で書く宿題があり、やっと単語を書ける様になってきたというレベルです。

 

小学2年の3月に英検受検を決め、20年度第1回(5月末実施)に5級を目指していました。日程が合わない為受検は断念しましたが、5級対策本で試験実施日まで勉強を行いました。対策本を3周する頃にはほぼ正解出来る様になっていた為、第2回の試験(10月実地)では5級ではなく4級を目指すことにしました。

5級で必要な単語は約600語とありますが、かなり基本的なa、of、inなどの単語や、apple、car、dogなど教室に通ったりしていなくても耳にしたことのある単語などが多い為、新しく覚えなくてはいけないものはそんなに多くありません。単語の穴埋めや並び替え問題など独特の形式に慣れておく必要はあると思いますが、何度か繰り返すことで十分対応可能です。

 

リスニングは、イラストや短文を見ながら答える形式で、主要な単語を聞き取ることが出来れば正解につなげていけます。また、5級の勉強では後述する過去問は利用せず対策本の模擬試験のみ行いました。必要であれば過去問に取り組みましょう。

英語教室に通っていない、特に勉強などしてこなかったという場合でも、3・4年生で始まる学校の授業で英語に慣れ親しんでから対策を取れば、十分合格を目指すことが可能でしょう。

使用した対策本をご紹介

4級では文法の知識が必要になり、長文の量が増え、リスニングでも長い文を聞き取りながら必要な情報を選択する必要があります。どんな対策を取るのがいいのか分からない、という方の為に、筆者が行った対策をご紹介します。前提として5級の内容を理解している必要があります。筆者の子どもが4級の為に勉強した時間は4~5ヶ月でした。

行った対策は「対策本を繰り返す」「過去問を繰り返す」だけです。単語だけの対策は特に行っておらず、対策本と過去問に出てくるもので十分でした。

小学生の英検受検者増加を受け各社から小学生向けの対策本が出ています。イラストなどが多めでマンガ調になっているものもあり、文法用語は極力使わない様な工夫がされていますので、楽しく英語を学びながら文法なども理解出来るでしょう。使用した対策本は以下です。

 

「英検4級をひとつひとつわかりやすく」

前述した様に、小学生向けの英検対策本はたくさんあるので、本人と一緒に実際見てみて気に入ったものを1つ選ぶと良いでしょう。筆者は、同い年の友人が実際に使用して合格したのが同シリーズの5級用であり、合格後に譲っていただきました。

5級をこの本で勉強した為、4級の勉強を始める際も同じものがいいという本人の希望でした(ちなみに3級も同シリーズで勉強を始めています)。

この本の良い所は

・見開き1ページで1つの単元となっている
・左ページが説明、右ページがそれを踏まえた練習問題という構成
・単元をいくつか終えるとそこまでの内容を踏まえた予想問題があり、最後には本番と同じ形式の模擬試験がある
・付属CDもあるが、音声データをアプリで聞くことが出来る
などです。

 

見開き1ページで単元が1つなので勉強する範囲が分かりやすく、1回にかかる時間は15分程度なので取り組みやすい様でした。何周かする為に本に書き込みはせず、口頭で答え合わせをしていました。3周目くらいになるとかなり理解出来ているので1日に2~3単元を行う様に変更し、左ページの説明を見ずに問題を解く様にしていました。

付属CDは使わずアプリでリスニングを行っていました。タブレットで聞けるのが本人には良かったらしく、嬉しそうに操作をしていました。さらにアプリでは、単元ごとに「まだまだ」「もう少し」「かんぺき」という評価をつける事が出来るので、全部をかんぺきにする!という目標を決めることでモチベーションを上げていました。

過去問の対策

英検受検において、過去問は欠かせません。過去問本を購入することも出来ますが、筆者は英検サイトで公開されている過去問を印刷して利用しました。本とサイトの違いは、本であれば旺文社のものは過去6回分が掲載されていることと回答に詳しい解説が載っていることです。

サイトでは最新の3回分のみで、回答はありますが(番号のみ)解説はありません。ただPDFで保存出来る為、次回の英検開催が行われる前に保存しておけば3回より多く解くことは可能です。解説が必要な方は本を購入すると良いでしょう。

過去問を解く際には以下のことを行いました。

・マークシートを利用する 

試験に実際使われるマークシートがサイトで公開されているので、何枚もコピーして利用しました。マークシートの記入にも慣れますし、試験の雰囲気を味わうという意味でも役立ちます。
いつの過去問を行ったかを記載し、単元ごとに行った日付と正答率を記しておきました。こうすることで「この単元はしばらくやっていない」とか「この単元が苦手」などが一目で分かるので再度行う時の参考になりました。

・時間を測る 

実際息子が最初に筆記に取り組んだ時には、時間が足りなくなり最後の長文を解くことが出来ませんでした。時間をどのくらいかけていいのか、という体感を実際にしておくことが大切です。

・範囲を決めて取り組む 

一度は、筆記・リスニングを含めて通しで行うことをオススメします。しかし毎回全てを試験と同様に行うのは、時間を作ることが難しいですし集中力も続かなくなります。筆記全部、リスニング全部などのかたまりで取り組みましょう。筆記は大問4つ、リスニングは3つなので、「今日は筆記の1,2」など時間や本人のやる気を見ながら範囲を決めて取り組みましょう。

・選択肢以外の単語・文も確認する 

単語や文の選択問題では、答えとなった以外の選択肢についても確認しました。初めて見る単語の場合もあるので単語の習得にもなります。同様に長文でも、回答して終わりではなく必ず全文を読んで理解する様にしました。英語の理解になるのはもちろん、繰り返すことで長文読解に慣れ苦手意識を払拭してくれます。

 

息子が英検を受検しようと思ったきっかけは、仲のいい友達が合格したからでした。きっかけはそんなことですが、5級の勉強を始めてから文の構造などが分かってくると勉強が楽しくなってきたようでした。最初は短文でも読むことに慣れていない為大変そうで本を開くのに気が重い日もありましたが、分かる単語や文が増えるとどんどん吸収している様でした。

4級合格後3級の勉強を始めた為、また今は新しいことばかりが増える毎日で大変そうです。しかし、本を2周、3周と進めていくと理解が深まると分かっているので、何とか本を開く様にしています。1周目は「全部覚えなくていいよ。こういうことがあると知っておくだけで大丈夫」と声掛けをすることで、気楽に取り組めている様です。


5級は結局受検しなかった為、4級の結果が出るまでは本当に合格する力がついているのか不安な様でした。しかし、結果が出ると親が思っていた以上に喜び、自信につながった様です。大人でも、先の見えない中勉強するということは中々モチベーションを上げられません。英検受検は、範囲や期間を決めて挑むことで明確なゴールを決めてモチベーションを保ちながら勉強出来る良い経験だと思いました。

毎日勉強することはもちろん大切ですが、無理をすることは禁物です。気がのらない日は範囲を狭めたり違うことをして息抜きしたりするなどして、勉強へのモチベーションが下がらない様に工夫しましょう。

息子の勉強法が英検受検のきっかけや、勉強の参考になれば幸いです。今後上の級を目指す際には違う勉強法にも取り組んでいくので、またご紹介していきたいと思います。


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この記事を書いたライター

専業主婦で1児男児の母。35歳で子供を授かり育児奮闘中です。出産の痛みに怯えていましたが、案ずるより産 むが易し。産むのは一瞬でした。しかし産んでからは体力勝負。待ちに待った可愛いわが子であっても思っていたのと違うと悩むことも多いです。子育てのかたわら、タティングレースのアクセサリーを作ってWEBや委託にて販売しています。これからお子さんを持とうという方たちへ、大変ながらも楽しい育児をお伝えすることで少しでも参考になればと思いますのでよろしくお願いいたします。◆ブログhttp://ameblo.jp/bettymoca ◆Facebookhttp://www.facebook.com/carinofilo
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