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2021年03月11日更新

中学受験は塾に行かないと無理?塾に行かずに受験に臨むなら知っておきたいこと

中学受験を考えた時、まずやることとして思い浮かぶのは、塾に通うということではないでしょうか?確かに受験を考えている小学生の大半が塾に通っているのは事実です。しかし、塾に全く通わずに受験に挑む家庭も少なくありません。通塾せずに受験に挑むメリット・デメリットや、そのために必要なことはどんなことなのでしょうか。

私立受験者の8割以上は通塾している

中学受験を考えていない家庭の通塾率も増加している中、受験を考えている家庭で受験対策を「塾のみ」と回答した人は77.5%となり、「塾」と「家庭教師か通信教育のかけもち」と回答した人を含めると8割を超えます。公立中高一貫校の受験者も「塾のみ」「塾と通信教育のかけもち」と回答した人が合わせて60%にのぼりました。

また、通うとするといつからというタイミングも気になるところですが、新小4になる前の2月(3年生の2月)が最も多くなります。理由としては、多くの進学塾のカリキュラムがそのタイミングで始まるということと、成長の節目である「9歳の壁」と呼ばれる時期に勉強を開始しようという家庭が多いことが考えられます。

さらに、4年生からは学校の総授業時数が増えることも理由の一つとなります。しかし、3年生の終わりで必ずしも受験を考えているとは限りませんし、5年生、6年生からの通塾では絶対に遅いということもありません。長く通えば当然その分の費用がかかりますし、長期間の通塾により塾疲れが出てしまう可能性もあります。塾に通うと決めた場合、いつから通うかについては家庭の事情や本人の性格・状況なども考慮して決めましょう。

塾なし受験のメリット

塾に通わず自宅で勉強する場合、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。まずはメリットを見ていきましょう。

・費用が安くすむ 

塾に通うと毎月1~4万円程度の学費がかかります。さらに季節講習、定期テスト、施設使用料などが追加されるため、年間100万かかるケースもあります。自宅学習の場合は書籍代がかかる程度です。選択して模試を受験、通信講座を受講するなどの場合でも、通塾することを考えればかなり出費を抑えることが可能です。

・自分に合ったペースで勉強できる 

集団塾の場合、決められた時間でカリキュラムをこなす必要があるため、個々のレベルや理解度の違いは基本的に考慮されず授業が進んでいきます。ついていけない場合はどんどん遅れをとることになり、通うことが苦痛になるケースも少なくありません。

また、カリキュラムの関係で自分が志望する学校には必要のない単元が含まれていることもあり、その時間が無駄になってしまいます。難関校ではなく中堅校を狙う場合には、むしろ自宅での学習に特化した方が効率良く学ぶことが出来るケースも多いのです。

・時間を有効に使える 

通塾する際には、決められた時間に塾まで通う必要があります。近くに通う塾がない、難関校の特進クラスなどに通いたい、という場合には電車やバスを利用して通う場合もあり往復でかなりの時間がかかります。通塾がなければ時間の制約がなく有効に使うことができ、他の習い事などを平行することもしやすいでしょう。

塾なし受験のデメリット

次にデメリットを見てみましょう。

・情報が少ない 

今はインターネットで色々な情報を知ることが出来ますが、受験についての情報は塾に聞かないと分からないことも多くあります。志望校の出題傾向など、塾ならではの受験情報を踏まえて必要となることをカリキュラムに加えてもらうことも可能です。また、個人では収集が難しい情報などもあります。

・相談が出来ない 

学習していく中で疑問に思うことを質問することが出来ません。受験や勉強法に関する不安などについても相談出来なければ不安を残したまま進めていかなければなりません。

・親の負担が増える 

勉強方針や教材選び・進捗確認など日々の勉強について、情報収集など全て親が行う必要があります。ただスケジュール管理などは塾に通っていてもサポートが必要になる部分でしょう。

塾ない受験をするために必要なこととは

塾なしで受験に挑むには、どんなことが必要でしょうか。

・学習習慣が身につき、学習法が確立している 

学校の宿題やドリルなど、家庭での学習習慣が受験勉強を始める前から既に身についている子が向いているでしょう。そのためには、5分10分という短い時間で構わないので、低学年の内から机に向かう習慣をつけておくことが大切です。中学受験をしない場合でも、後の高校・大学受験を考えると早くから身につけておきたい習慣ですね。

・親が採点し、スケジュール管理もする 

「中学受験は親の受験」と言われるほど、塾に通うか通わないかに関わらず親のサポートが必要になります。日々勉強する内容や学校見学・模試・入試などのスケジュール管理は親の役目でしょう。

それに加えて塾なしで勉強する場合は、学習に使用する教材の選択からその採点も親が全て見る必要があります。全てを親も一緒に解く必要はありませんが、解説を見て理解出来る力は必要ですね。

・先取り学習ができる 

中学受験で出題される内容は、小学校で学ぶ範囲を大きく超えレベルも内容も全く違います。小学校で習う単元を理解するのはもちろんのこと、プラスアルファの内容を身に付ける必要があるのです。

そしてその単元を6年生の夏までに終えて過去問に取り組むためには、小学校で習う内容は学年を先取りして学ぶ必要があります。基本部分は「教科書ワーク」などで学年を先取りし、漢字も4年生か遅くとも5年までには小学校で学ぶ全範囲を押さえておきましょう。

・勉強時間 

塾に通う子と同じ土俵に立つということは、少なくとも同じ時間は家庭で学習する時間を確保する必要があります。もちろん能力や目指す学校によって差はあると思いますが、目安としては6年生で平日2時間、土日5~6時間の勉強を自主的に行える必要があるでしょう。

自宅で学習を進める場合のポイント

塾なしで受験に臨む場合におさえておきたいこともいくつかあります。ポイントを見てみましょう。

・模試を受ける 

塾に通わずに勉強を進める場合には、客観的な学力が分かりません。学力がついているのかも分かりづらいでしょう。そこで5年、もしくは6年になったら塾の模試を受けましょう。無料のものを受験するのも構いませんが、必ず有料のものも受けましょう。そして受験者数が多いものを選びます。

 

理由は、志望校合格に向けて苦手な部分・足りない部分を知ることが出来ますし、受験者数が多ければそれだけ偏差値に信頼が持てるからです。そして複数の模試を受けることは構いませんが、あれもこれもと選んでしまうと毎週模試ばかりになり復習や過去問対策にあてる時間がなくなってしまいます。

1つか2つを選んで、受けた後も何度も解くことで知識を定着させましょう。同じ模試を受け続けると学力の推移も分かります。模試以外にも、必要を感じたら夏期講習などの特別講座だけ受講すると良いでしょう。同じ受験生を見ることは刺激にもなります。

・志望校の過去問を解く 

志望校や併願校の過去問は数年分用意し、何度も解きましょう。塾では6年夏で進出単元学習を終えることがほとんどですので、過去問についても早ければ夏、遅くとも9月から取り組み始めます。第一志望を5~6年分解き終わったら第二志望を同じように進め、第三志望までを年内に一周出来ているといいでしょう。

 

何度も解くことを考えて解答用紙をコピーしますが、その場合は実際の試験で使うのと同じ大きさにします。解いた後は各校の出題傾向を分析し、得点を増やす為にはどんな対策が必要かを書き出します。そして見直しですが、出来なかった問題はもちろん出来た問題も見直すことで確実に得点出来る様になります。見直しには、解いた時と同じ時間がかかると考えてスケジュールを立てましょう。

解いた過去問について学校名・配点・時間・得点や合格平均点・最低点を記入出来る表を作りましょう。

・教材のオススメは予習シリーズ 

問題集や参考書は、種類がたくさんあって選択に迷うと思います。塾なしで勉強を進めるのにオススメなのは、四谷大塚の「予習シリーズ」です。四谷大塚だけではなく、多くの系列塾で使用されています。塾で使用するテキストは通常通っている子しか購入できませんが、このテキストは書店の扱いはないものの、インターネットや電話などで誰でも購入することができます。

 

オススメする理由は、週ごとの単元がはっきりしていて学習計画が立てやすいことです。テキストに学習スケジュールがついているので、通塾しているのと同様に学習を進めることができます。4教科のテキストに加え「計算」「漢字」「演習問題集」などの副教材もあるので、必要に応じて追加しましょう。特に「計算」は、1回が7セットで構成されているので、毎日進めるとちょうど1週間で1単元を終わらせることができるようになっており、学習習慣をつけにくい自宅学習にピッタリです。

 

予習シリーズは中学受験にも必要な学力を身に付けながら基本単元の理解、学習習慣の定着に最適ですが、これだけでは足りません。難関校を目指す場合にはこれ以上の知識が必要ですし、記述の多い学校ならその対策も必要です。他にも苦手分野があれば補完する必要があるでしょう。予習シリーズはあくまでベースとし、必要に応じて参考書や問題集を追加します。ただし量が多いと消化不良となってしまいます。数は最低限とし、何度も解き直すことに力を入れるようにしましょう。

・通信教育や動画を取り入れる 

親が同じ様に問題を解く必要はありませんが、答えや解説を見て子どもへの補足・説明ができる必要があります。

Z会や進研ゼミなどの通信教育を利用するという家庭も多くあります。添削してくれますし不明点の質問など、心強いサポートになるでしょう。4教科だけではなく作文や適性検査など、親には添削が難しい分野の専門講座もありますので、それだけを選択して受講するという方法もあります。

 

また、動画授業を併用するのもいいでしょう。中には動画を一緒に見て勉強するという親子もいます。例えばスタディサプリでは、月額2千円未満で小4から中3の全教科を何度でも視聴することが出来ます。先取り学習や、理解が足りない時に学年を戻って勉強し直すということも可能です。実際、予習シリーズとスタディサプリの組み合わせで学習を進める家庭も多くあります。動画自体が15分と短いため集中して見ることができるのも魅力です。

 

塾に行けば必ず合格するということも、行かなければ合格しないということもありません。塾が必要かどうか、どの様に勉強を進めるかどうかは親が判断する必要があります。塾に通うからといって全てを塾のいいなりになる必要はありませんし、全てを任せっぱなしにも出来ません。

塾に行かずに勉強を進めていくという選択も、親子で決めたことなら間違いはないでしょう。大事なのは子ども本人の気持ちと親がどうサポート出来るかです。必要なものは何か、何が出来るかを知るためにも早い内から情報収集をしっかりとしておきましょう。


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この記事を書いたライター

専業主婦で1児男児の母。35歳で子供を授かり育児奮闘中です。出産の痛みに怯えていましたが、案ずるより産 むが易し。産むのは一瞬でした。しかし産んでからは体力勝負。待ちに待った可愛いわが子であっても思っていたのと違うと悩むことも多いです。子育てのかたわら、タティングレースのアクセサリーを作ってWEBや委託にて販売しています。これからお子さんを持とうという方たちへ、大変ながらも楽しい育児をお伝えすることで少しでも参考になればと思いますのでよろしくお願いいたします。◆ブログhttp://ameblo.jp/bettymoca ◆Facebookhttp://www.facebook.com/carinofilo
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