学校の宿題や日々の課題、受験を予定している子はさらに塾の勉強など、子どもにとってやらなければならないことがたくさんありますが、自ら進んできっちりこなしている子はどのくらいいるでしょうか?かなり少数なのではないかと思います。
「早くやりなさい」「終わったの?」などを毎日言うことになるのは、親子ともども疲れてしまいますよね。子どもがやる気を出してくれたら…と考える方は多いのではないでしょうか。
子どものやる気を引き出すのには親の言葉や行動が不可欠です。どんな行動がNGでどう振舞えば良いのかをみていきましょう。
<目次>
勉強をやらない理由とは
子どもが勉強をやる気にならないのには、理由があるはずです。まずはその原因を探ってみましょう。
・ネガティブなイメージ
勉強と聞くと「きらい」「つらい」「大変」などネガティブなイメージを持つ子どもは少なくないと思います。こういうイメージを持ってしまうと、やる気を出せない原因となってしまいます。できないことを叱られるとその意識やイメージはさらに強くなってしまうでしょう。
・誘惑が多い
「勉強は大変」と感じる一方、楽で楽しいことが周りにあればそちらに心が傾くのは当然と言えます。マンガやテレビ・ゲームなど、家の中には小学生の興味を惹くものがたくさんあります。やる気があれば「やるべきこと」と「やりたいこと」を分けることができるのでしょうが、それがないと誘惑につられてしまい勉強を後回し、気付くと時間がなくなってしまうということが続いてしまうのです。
・目的が分からない
勉強や宿題を「先生が出したから」「ママがやれと言うから」という目的で行ってはいないでしょうか。興味や目的がないとやる気を維持することは難しいでしょう。それは子どもだけではなく大人でも同様ですよね。何のために勉強をするのかということを自発的に考えられることが大切です。
小学生がやる気を出す3つの動機
小学生のやる気を引き出すためには、小学生はどんな理由で勉強したいと思うのかを知ることから始まります。やる気を出す動機は大きく分けて3つあります。
・親を喜ばせたい
小学生の子どもはとても純粋です。自分の成績が上がった時、親が喜んでくれると次も頑張ろうと思えます。「親に認められたい」「親を喜ばせたい」という純粋な気持ちが子どもの頑張りをうむのです。いつも側にいる親が喜んで認めてくれることが、子どもにとって何よりのご褒美となるのです。
・友達に負けたくない
勉強だけではなくスポーツなどでも友達やクラスメートに負けることは悔しいことです。友達に負けたくないという気持ちは、勉強においてもやる気を出す強い動機となります。
・目標を成し遂げたい
そもそも人間には「目標を達成したい」という強い気持ちがあります。これは大人になってから培われるものではなく、小さい頃から持ち合わせているものです。小さい・大きいに関わらず成功体験を積み重ねることで目標を達成する喜びを知ると、目標達成を快感だと思うようになります。
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