子どもの成長は喜ばしいものですが、どんどん小さくなる服や靴には悩まされます。靴を選ぶ際、すぐにサイズアウトしてしまうからと大きめのものを選んではいませんか?履きやすさよりもデザインを重視してはいないでしょうか。
健康な足を育むために、大人以上に子どもの靴選びというのは重要です。正しい選び方について知っておきましょう。
<目次>
子どもの靴選びはどうして重要?
子どもの靴の選び方を間違うと、どんな問題があるのかを知っておきましょう。
成長の早い子どもにとって、走る・歩く・運動することはとても重要です。そういった動作を繰り返すことで筋肉が収縮と緩和を繰り返し、血液の循環を助けます。
靴はそれを支えるための重要なアイテムとなります。
大きめの靴を履いていると足の指で踏ん張って歩くことが出来ず、外反母趾や偏平足になる可能性があります。小さめの靴は足の指が丸まり骨の成長を妨げる恐れがあります。また、間違った靴を履き続けると、足はもちろんのこと膝や腰の病気につながったり、内臓の働きにまで影響を与えたりすることがあります。さらに足の健康は体や頭脳の発育にも重要となります。
子どもの足の特徴を知ろう
・成長ペースが早い
子どもの足は大人が想像する以上に成長が早く、特に3歳までは非常に早いペースで発達します。さらに4歳までの足の骨は未成熟であるため、ほとんど軟骨状態というデリケートなものです。特にこの時期までの靴選びは慎重に行う必要があります。
・個人差が大きい
子どもによって足の指や足幅・土踏まずの形などは様々です。年齢・月齢で比較しても合うサイズや形は全く異なります。サイズだけではなく形の面でもその子に合った靴を見つけることが重要です。
・成長に応じた選び方が大事
成長期の子どもの足は形成期間であるためとても柔らかい状態です。靴が足の形に合っていないと、足の発達を阻害することになります。
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