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2021年06月24日更新

中学受験は情報が勝負!志望校を決めるのに重要な説明会はこう攻略しよう

中学受験をする理由は家庭によって様々ですが、始めから行きたい学校が決まっている家庭はごくわずかです。ほとんどは受験の勉強を進めながら志望校を決めていくことになります。

たくさんある学校の中から受験する学校を選ぶためには情報収集が必要です。その中で最も大切で大いに役立つのが、学校を訪問することです。いつ頃から訪れるのが良いのでしょうか。また、数少ない機会を有効にするために見るべきポイント、気を付けたいことはどんなことなのでしょうか。

さまざまな説明会

学校訪問と聞いてまず思い浮かぶのは「説明会」だと思いますが、一口に言っても様々な種類があります。開催内容は学校や時期によっても異なりますが、それぞれの特徴を踏まえておきましょう。

・学校説明会 

学校説明会は、学校の講堂や体育館などに集まり説明を受けます。内容は学校の教育理念や方針、授業、カリキュラム、進学実績などです。授業や部活動などの学校生活を中心としたビデオが流されることもあります。

 

6年生にとっては入試情報などを知るための大事な機会となります。年間に複数回開催されることが多いのも特徴です。基本保護者向けのイベントですが、子どもも参加できる場合があります。

・オープンキャンパス 

実際に受験する小学生向けで、1日体験入学出来るイベントです。高学年、特に6年生に限定されることが多いでしょう。在校生とともに授業を受けたりクラブに参加したりすることができるので、入学してからの生活を子ども自身が想像しやすいでしょう。理科の実験や特別授業などの体験型活動に参加したり、最近では制服の試着ができたりする学校もあるようです。

 

憧れの学校であればより志望校への思いを強くするでしょうし、受験を他人事と感じていた子どもが自分事としてとらえるようになる、「あの学校に行きたい」と感じるようになる、などプラスに作用することも多いでしょう。

・合同説明会 

多くの学校が1つの会場に集まります。複数の学校が参加しますがブースは学校ごとに分かれており、目当ての学校のブースに行けば話をしたり資料をもらったりすることができます。

1度でたくさんの学校の情報を得ることができるので、漠然と受験すると決めているけれど志望校については全く考えていない、どんな学校があるのかをたくさん見てみたいという方も効率よく情報を集めることができます。

 

志望校が決まっていても、本などの情報では知りえなかったことを知ることができたり、知らなかった学校のことを知ったりする機会になります。

ただ、学校に直接行くわけではないので、学校の設備や生徒の様子などは話を聞くだけにとどまります。ここをきっかけとして、気になった学校は個々の説明会に赴くのが望ましいでしょう。

・公開授業 

在校生が実際に授業している様子をそのまま参観することができるイベントです。授業中の生徒のありのままの姿や雰囲気だけではなく、校舎の様子や休み時間の様子を見ることもできます。実施している学校はあまり多くなく、回数も多くありません。

・オンライン説明会 

昨年はコロナ禍でさまざまなイベントが中止されましたが、同時にオンラインでの説明会が開催されるようになってきました。オンライン説明会には2種類あります。

 

「双方向型」では基本的にライブ配信となり参加者と主催者のやり取りができます。進行内容によっては、発言や質問ができる場面もあるでしょう。基本的にはその場限りであり繰り返し見ることはできませんが、場合によっては後にその日の様子が配信されることもます。

「動画配信型」では登録をしておけば何度でも繰り返し視聴できるケースが多いです。登録すればいつでも見られるため(配信期間などの制限があることが多いです)、人数の制限がないことがほとんどです。

 

オンラインであっても学校内を紹介してくれるなど、雰囲気が感じられるような様々な工夫がなされていることもあります。遠方の方も自宅で見ることができるため、負担を減らすことができます。

・文化祭 

説明会とは趣旨が異なりますが、説明会では「〇年以上」という制限が多い中、誰でも参加できるというメリットがあります。学生が知恵を絞って様々な催し物を企画しているため、学校の雰囲気を感じるのに最もふさわしいとも言えるでしょう。楽しめる催しが多いため、文化祭を訪れることで志望校を決める小学生が多いのも事実です。

3月に受験を終えたばかりの小学生が塾で入試報告を行いましたが、志望校を決めた理由で文化祭を挙げる子が一番多くいました。中には「A校の文化祭に行き志望校としたが、B校の文化祭にも行って志望校となり、結果的にB校に合格し通う予定」という子もいました。

 

楽しいだけで終わってしまうのも困りますが、通うのは子ども本人であり、その子が行きたいと感じ、モチベーションを高めることも大切にしたいですね。文化祭はそういう側面も持つでしょう。

今年は残念ながら一般参加が出来ない文化祭も多くありますが、先日オンラインで様子を見ることができる学校があったため視聴しました。実際に行くのとは異なりますが、少しでも接点を持つために情報を集めておくことも大切ですね。

説明会はいつから行くのが良い?

行きたい学校が決まっていれば一番良いですが、受験となる6年生まで志望校が曖昧・決まっていないという小学生が多いのが事実です。志望校が決まらない中、説明会などにはいつから行けばよいのでしょうか。

 

特に学年の制限がない文化祭には早い時期に行くのが良いでしょう。低学年から参加する子が増えています。まだ子どもは受験というものがよく分かっていないことが多いですが、「この学校に行くと楽しそうだな」と感じるきっかけになりやすいでしょう。

秋に開催されることが多く日程が重なることがあり、また1日費やすことが多いため多くの学校を訪れることは難しくなります。早い内から計画することで万一日程や天候で行けない年があっても翌年に繰り越すことが可能です。校長が変わると学校の雰囲気が変わることもあるので、気になる学校は毎年行くことを勧めるという先輩ママの声もありました。

 

説明会やオープンキャンパスは、文化祭と異なり参加できる学年が決まっていることがほとんどです。高学年・もしくは6年生のみというイベントもありますが、4年生から参加できる学校も多くあります。

いつから行き始めるか、というのは受験を意識したらすぐにというのが理想的です。早くからの情報収集は無駄になることはありません。説明会などに参加しないと得られない情報を入手できますし、入試問題などの傾向を聞けることもあります。早くにぼんやりとでも良いので志望校が決まっていると、それに適した塾を選ぶことにもつながります。

 

「説明会は年に何度もあるから」「6年生になってから行けばいい」と思っていると、高学年には模試などで思いのほか忙しくなり思うように希望している通りに回れない可能性が出てきます。併願校についても4年生、遅くとも5年生の終わりまでには参加しておくことがオススメです。

学校の雰囲気を見るだけではなく、いざ実際に受験するとなった時に場所の把握や交通の便などを体感しておくことでスケジュールを組む時の参考にできます。

説明会で見ておくべきポイントをおさえよう

いざ説明会やオープンキャンパスに参加する(オンライン含める)となった場合、基本的には一度しか行かないものと考え無駄のないようにしたいですね。そのためには、説明会の時にどんなところを見てどんなことを確かめておくべきかを事前に知っておく必要があります。知っておきたいポイントを見てみましょう。

・教育理念・指導方針 

学校がどのような人間を育てようとしているのか、どのような教育に力を入れているかを確認し、家庭の教育方針と合っているかを見極めましょう。また、指導方針についての説明が分かりやすいかどうかもチェックしておきましょう。

・校風 

自由な校風、伝統を重んじる校風など、校風は学校によって異なり子どもの性格と合うかどうかは重要です。先生たちが元気で活気のある学校なら今後ますます伸びていく傾向にあります。一方で、活気がある雰囲気よりも保守的で落ち着いた雰囲気を好む家庭もあるでしょう。自分の求める校風であるかを感じ取りましょう。

・先生・生徒の雰囲気 

先生の人柄や話し方、生徒の身だしなみなどを見ておきましょう。受け身で参加するのではなく積極的にコミュニケーションを図ることで、先生と生徒の関係性も見えてくるかもしれません。

・授業スタイル 

授業を見学することができれば、先生主導で授業を進める「講義型」と、生徒と対話をしながら学ぶ「対話式」のどちらの授業が多いのかを見ておきましょう。

・カリキュラム 

私立中学では、学校独自のカリキュラムを取り入れるところが多くあります。実践的な英語教育や宗教教育・海外留学など、魅力に感じるカリキュラムがある学校を選ぶのも良いでしょう。

・部活動 

どんな部活があるのか、土日の活動有無なども知っておく必要があります。続けたい習い事があれば両立が可能か、通塾も可能かなども確認しましょう。

・通学経路 

最寄り駅や駅からの所要時間は本やHPで確認できますが、実際に通学することを想定して乗り換えの便・駅からの通学路・周辺環境などを確認しましょう。バスが中々こない、坂が多いなど、情報からは分からないことを知ることができます。通学・帰宅時間に往復してみると、実際の混雑状況を知ることができます。

・施設・設備 

どんな施設があるのかを確認しましょう。図書室や学食・売店、プールの有無・耐久を確認し、独自の施設についても知っておきましょう。中には授業料と別に施設費が必要な学校もあります。

意外と重要なのがトイレです。清潔に保たれ、中には花が飾ってあるなどすると好印象ですね。下駄箱がきちんとしているかをチェックするという意見もありました。

・進学実績 

進学先や合格者数についてはHPで確認できますが、どのような受験指導を行っているかを確認しておきましょう。中高一貫、大学付属であっても、内部進学の条件などが厳しい場合もあります。入学前に確認しておきましょう。

・入試情報 

入試で出される問題は過去問で確認できますが、実際に出題された問題で詳しい解説を行ったり、次の入試の傾向・対策を行ったりする学校もあります。

 

説明会などの後必ず行いたいのは、子どもに学校の印象を話してもらうことです。2回目、3回目の訪問でも印象が変わる場合もありますし、色々な学校を見ることで子どもの着眼点も変わる可能性があります。

親も、子どもが重視しているのはどんな部分なのかが分かってくることにつながりますので毎回聞くようにしましょう。あまり多くを語らない子もいるかもしれませんが、質問を織り込みながら本音を引き出しましょう。

 

学校が主催するイベントは、良い生徒を囲い込みたいというアピールの場でもあります。魅力的な部分をたくさん言われて志望したが、入学してみたら違ったということもあります。通うことが決まれば6年間お世話になる学校です。説明会で聞いた情報だけを鵜呑みにせず、自分たちで感じる雰囲気や相性を大切にしながら学校を選びましょう。


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この記事を書いたライター

専業主婦で1児男児の母。35歳で子供を授かり育児奮闘中です。出産の痛みに怯えていましたが、案ずるより産 むが易し。産むのは一瞬でした。しかし産んでからは体力勝負。待ちに待った可愛いわが子であっても思っていたのと違うと悩むことも多いです。子育てのかたわら、タティングレースのアクセサリーを作ってWEBや委託にて販売しています。これからお子さんを持とうという方たちへ、大変ながらも楽しい育児をお伝えすることで少しでも参考になればと思いますのでよろしくお願いいたします。◆ブログhttp://ameblo.jp/bettymoca ◆Facebookhttp://www.facebook.com/carinofilo
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