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2021年07月15日更新

読書は人生を豊かにする!小学生から読書習慣を身に付けるには

子どもには本を読んでほしいと思いながら、全く読んでくれない・マンガしか読まないなどと頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。

読書にはさまざまな利点があります。また受験を考えている子にとっては是非習慣にしたいところです。読書を習慣にするにはどうしたら良いかを見ていきましょう。

小学生はどのくらい本を読んでいるか?

本をよく読む子もいればあまり読まない子もいますが、自分の子と比較するとどのくらい違うのかも気になりますね。実際全国の小学生はどのくらい本を読むのでしょうか。

小学生が1ヶ月に読んだ読書量を調査したところ、平均3.1冊となりました。学年別では、1~3年が3.7冊、4~6年が2.6冊となっています。

※「学研教育総合研究所」 小学生1~6年生1200人に2019年8月調査


一方、プレジデント社が現役東大生に小学校時代の読書量を調査したところ、月7.4冊読んでいたというデータもあります。

「賢い子が本を読むのではないか」と言う方もいます。しかし、東北大学加齢医学研究所の研究によると、4~18歳の子どもに読解力テストを行ったところ本をたくさん読んでいる子どもほど点数が高く、3年後も同じテストを実施すると読解力テストの伸びが本をたくさん読んでいる子の方が良かったという結果を公表しています。

脳のMRIの分析でも、読書をしている子どもの脳は神経ネットワークの結束力が強く神経回路の発達が大きいことが分かっています。つまり読書をすることで脳の神経回路が発達し、賢くなる=成績があがるということです。

読書のメリットを知ろう

読書をすることにはさまざまなメリットがあります。どんなメリットがあるのか見てみましょう。

・集中力が養われる 

小学生が本を読むと集中力が付きます。本を読むことは文字を追い続けることなので、マンガやテレビと比較しても集中力が求められるからです。また忍耐力も養われます。

統計でも、読書をする小学生は集中力があり学力が高い傾向にあり、読書をしない小学生は集中力が欠けて勉強が得意ではないと出ています。

読書をして集中力が養われると、脳にも良い影響を与えるのです。

・読解力・語彙力が向上する 

多くの単語や漢字に触れることで読解力が身に付き、語彙力も蓄積されます。本を読んでいると知らない表現も出てきますが、意味が分からなくても前後関係から推測して読むことで読解力が向上するのです。正しい言葉遣いを学べるので言語能力が付きます。

・人の気持ちを理解できるようになる 

読書は情景を想像したり登場人物の心情を理解したりしながら読み進めます。想像力を最大限に働かせるので脳が活性化します。

読書が習慣化すると感情移入が得意になり読解力がつくので、国語の成績が上がります。実際子どものころに読書をした人は、大人になってもコミュニケーション能力や社会性が高いと報告されています。

本を読まずに想像力が低い小学生は、相手の気持ちを理解できずトラブルの原因になるケースもあるのです。

読書習慣を身に付けるにはどうしたら良い?

読書が良いことだと分かっていても、子どもが思うように読んでくれないという悩みがあると思います。読書習慣を身に付けさせるためにはどうしたら良いのでしょうか。

読書習慣がない子どもは、本を楽しんだ経験がないため読書する機会から遠ざかっている状態です。まずは子どもが本を読むことを楽しいという体験をして、それを継続してもらうことが大切です。

 

特に低学年の子どもには読み聞かせが有効です。自分で読む量を増やすことが難しい年ごろでもありますし、大好きな大人に読んでもらえば嬉しいという気持ちから読書の楽しさを感じるようになります。もちろん本人が望めば、高学年でも読み聞かせをどんどんしてあげましょう。

自ら読むためには子どもが自由に選べるように多様なジャンルの本棚を作りましょう。絵本、地図、小説、雑誌、マンガ、科学、歴史など揃えておき、興味のある本にすぐ手を伸ばせる様にしておきます。

「これを読みなさい」と押し付けるのではなく、自分が読みたいものを選ばせることが大切です。自発的に本を楽しいと感じると新しいジャンルの本も気になり徐々に読書習慣が身に付きます。

「読書だから物語じゃないと」と決めつけず、最初はマンガなども認めてあげて問題ありません。マンガにも活字はありますよね。読書習慣がないうちは、興味を持った本を集中して読める環境を作ることが重要です。

 

子どもが読んだ本は親も読んで、親子で感想や意見を話し合ってみましょう。自分だったらどうするかという考えを伝えあうことで思考力が鍛えられます。感想をアウトプットすることで自我意識が芽生え、共有することで親子のきずなも深まります。

厚生労働省が発表した「21世紀出生時縦断調査結果」でも、親の読書習慣は子どもに影響すると記載されています。親が本をよく読めば子どもも本に興味を持ちやすくなります。親が子どもの前で読書する姿が、自然と読書の習慣化につながります。

 

本を読んだら読書記録を書く、ごほうびシールを貼るなど、読むことが魅力的な行動につながるという方法で読む量を増やすのも良いでしょう。特に読書記録は「フィンランドメソッド」と呼ばれ、フィンランドの国語教育では読書量を増やすための中核となっています。

読書量を増やすためにはシリーズものを増やすこともオススメです。シリーズものは一冊読むと次から次へと気になり読み続けたくなるため、自然と読書量が増えていきます。

東大生が小学生時代に読んでいた本で紹介されていたのも「かいけつゾロリ」「ズッコケ三人組」などのシリーズものでした。一度読むことにはまる感覚を味わうと読書習慣が身に付くきっかけになります。

中学受験には読書が必要

中学受験を考えている小学生にとって、読書はマスト。好きな本だけを読むのではなく様々なジャンルを読み、一段上の力を身に付ける必要があります。

中学受験生に読書が必要な理由は、入試で取り上げられる素材文の内容や表現がハイレベルだからです。大人の心情など、小学生には理解しにくいテーマを扱った文章題が出ることもあるため、経験が足りない部分は読書を通して疑似体験で補う必要があるのです。

さらに出題される量も多く、時間内に読んで答えるためには集中して一気に読むパワーが求められます。

四谷大塚によると、大問ひとつの素材文の平均字数は約3900字、それが2問構成である学校がほとんどです。1問構成で5000字超え、中には1万字超えという素材を出題した学校もありました。

 

読書経験を重ねれば、問題に対応する力がついていきます。普段読まないジャンルの本を読む時間を学習として確保しましょう。それと別に子どもが好きな本を読む時間も作ってあげることが息抜きとなるので大切です。

では具体的に、中学受験を意識した場合どの程度の読書量が必要なのでしょうか。
学年ごとの1日の読書量は

・4年生・・・文庫本4~5ページ
・5年生・・・同6~7ページ
・6年生・・・同8ページ以上

これを各学年10~15分程度で読むのが妥当です。すき間の時間をうまく活用し時間を作りましょう。
新聞を読んでいる場合は曜日ごとに交互に「月曜は新聞、火曜は読書」のようにしてもよいですが、ゆとりがあれば毎日両方読むことをオススメします。

受験に頻出のテーマ

中学受験で取り上げられる文章は長文で難解なものが多いということが分かりましたが、よく出題されるテーマを知り普段から読み慣れておくことが対策になります。どんなテーマが出題されているのかを見ていきましょう。

・友情・家族・成長 

物語文で最もよく出題されます。弱さや悩み、トラブルを乗り越えて成長する姿を描いた物語を読んでおくとよいでしょう。物語の内容が自分の体験と全く関係ない場合でも、読み慣れておくことで理解し登場する人物の心情を追うことができるようになります。

・自然・環境 

身近な生き物などの性質や、日本人ならではの自然観などを述べる本からもよく出題されます。専門的な用語も出てくるので、読み慣れて興味を持っておくと知っている単語に出会ったり推測したりすることができるでしょう。

・現代社会、情報社会、科学技術 

現代の豊かさ・便利さや情報の氾濫などについて、筆者ならではの切り口や解決方法について示されたものにも触れておきましょう。物語と違い感情移入することが難しいですが、読み慣れることで筆者の言いたいことを読み解く練習をしておきます。

・学び・考え・生きること 

哲学者やフランス文学者の著書などがコンスタントに出題されます。社会学者の著書も扱われるようになり、入試問題が難化していると言われる一因ともなっています。小学生がすらすら読むにはかなり難しいですが、これも普段から少しずつ触れていくことで克服出来るでしょう。

 

こういった入試で扱われる本がまだ難しいという場合は、まず子ども向けの社会や化学を扱った読み物に触れ徐々に入試レベルにシフトしていくといいでしょう。様々なジャンルの読書を通じて、自分の好きなもの・固定概念にとらわれず多様な意見に触れることができます。

自分と違う考えを読み取ろうとする力は、社会に出た時に必ず役に立つものです。もちろん受験に有利となるだけではなく、そうして身に付けた読書習慣は将来的にも財産となることは間違いありません。

 

筆者の息子は、園児の頃の図鑑に始まり、マンガを含めてですが常にどこでも本を読むような子です。本を与えておけば数時間集中していることができるほどですが、好きなものだけに偏って読む傾向があります。

親が薦めたものは絶対に読もうとしません。学習としての1日の読書量は数ページからで良いと知ったので、少しずつ違うジャンルのものに触れることから始めようと思いました。

読書は人生にマイナスになることはなく知見を広げ、心を豊かにするものだと思います。読書習慣がない家庭でも無理のない範囲で始めてみてはいかがでしょうか。


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この記事を書いたライター

専業主婦で1児男児の母。35歳で子供を授かり育児奮闘中です。出産の痛みに怯えていましたが、案ずるより産 むが易し。産むのは一瞬でした。しかし産んでからは体力勝負。待ちに待った可愛いわが子であっても思っていたのと違うと悩むことも多いです。子育てのかたわら、タティングレースのアクセサリーを作ってWEBや委託にて販売しています。これからお子さんを持とうという方たちへ、大変ながらも楽しい育児をお伝えすることで少しでも参考になればと思いますのでよろしくお願いいたします。◆ブログhttp://ameblo.jp/bettymoca ◆Facebookhttp://www.facebook.com/carinofilo
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