結婚生活が続く中で、当初は気にならなかった小さな違和感が、少しずつ積み重なっていくことがあります。
お互いを理解しているつもりでも、家族との付き合い方や悩みの違いから、すれ違いが生まれることもあります。
そんなすれ違いは、決して特別なことではありません。
大切なのは、そうした違和感とどう向き合い、夫婦でどう関係を築いていくかということです。
今回は、ある女性が直面した義母との問題を通して、夫婦のあり方について考えてみましょう。
イビり続けてくる義母にもう限界…
結婚して数年が経ち、夫の家族ともだいぶ打ち解けてきたと思っていました。
ですが、義母との関係には、少しずつ違和感が積み重なっていったのです。
義母は、家を訪れるたびに、家事や料理について口出しすることが増えていきました。
「専業主婦なんだから、もっと手の込んだ料理をしなさい」と、夫の目の前で私に言うのです。
そんな日々が続く中、ある日のことです。
夫が仕事でいない日中に、義母が突然家に来て、部屋の中をあれこれ見ては、気に入らない部分に文句をつけ始めました。
「ここはこうしなさい」「やり直しなさい」と、一方的に自分の意見を押しつけてくる義母の言葉に、私はただ耐えることしかできませんでした。
意を決して夫へ相談すると…
しかし、夫に相談すると、その日の夜のうちに夫は義母に電話をかけ、
「俺の大事な妻に、散々ひどいことを言っているそうだな。自分がされて嫌だったことと同じことをするな!」と、はっきりと伝えてくれたのです。
夫の言葉を聞きながら、私は涙が止まりませんでした。
それから数日後、義母は謝罪をしにきてくれました。
夫がはっきりと言ってくれたことで、義母も自分がしてしまったことに気づいたのかもしれません。
義母が謝罪をしてくれた後、私はとてもスッキリとした気持ちになりました。
最後に
義母との関係に悩む中で、誰にもぶつけられないモヤモヤした気持ちを抱えてしまうこともあるでしょう。
大切な家族との関係だからこそ、誰にも相談できずに一人で悩んでしまうこともあります。
しかし、この体験談からお伝えしたいのは、一人で問題を抱え込まず、誰かに相談するなど力を借りることも手段のひとつだということです。
特に義母との関係のような問題は、夫が間に入ることで解決の糸口が見えることもあります。
もしあなたが今、パートナーの家族との関係に悩んでいるなら、次の選択肢を試してみるのも効果的かもしれませんね。
- 夫や両親など、まずは誰かに話し相談をするなど自分の「心の避難場所」を見つける
- 無理に仲良くしようとするのではなく、会う頻度を減らしたりなどして接し方を見直す
- 行政の相談窓口やカウンセリングなど、第三者の視点を入れる
一人で抱え込まずに心の内を打ち明けることで、状況の改善を見込めるかもしれません。
それによりあなた自身を守り、心の平穏を保つことができるでしょう。
あなたの気持ちを理解し、大切にしてくれる人は、必ずいます。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています