「なんだか最近、パートナーの様子がおかしいな」
そんなふとした違和感を抱いたことはありませんか?
気のせいかもしれない、考えすぎかもしれないと思いながらも、胸のざわつきが消えないと、関係を続けるのが不安になってしまいますよね。
特に、相手の行動に不審な点が見つかったとき、私たちはどうすればいいのでしょうか。
今回は、彼氏の浮気を疑った女性の体験談を通して、大切な人との今後の関係を見据えるヒントを探ります。
彼の荷物に違和感…
当時付き合っていた彼は、いつも出張が多く、忙しい人でした。
私は彼のことを心から信頼していたのですが、徐々に彼に対して漠然とした違和感を抱くようになったのです。
きっかけは、出張から帰ってきた彼のキャリーケースでした。彼はいつも荷物の整理が苦手で、中身がぐちゃぐちゃな状態のまま放置していることがほとんどでした。
しかしある日を境に、中の荷物がきれいに整理整頓されるようになったのです。
また、普段は無頓着な彼の身だしなみが、やけにきちんとしているような気もして、私の胸には小さなモヤモヤが募っていきました。
いつもと違うキャリーケースに…
そんな中、ふと彼のスマホに目をやると、知らない女性からのメッセージ通知が目に留まりました。
恐る恐る中身を確認すると、親密そうなやり取りが残されていて、私は頭が真っ白になりました。
彼は浮気をしているのかもしれない。そう思った私は、どうしていいか分からず、ただただ落ち込むばかりでした。
耐えきれなくなった私は、思い切って職場の先輩に相談しました。先輩は私の話を聞くと、浮気相手らしき女性のSNSを特定してくれたのです。
そこには、彼と彼女が一緒にいる写真が次々と投稿されていました。
私は、その事実を突きつけられ、絶望的な気持ちになりました。
浮気相手はその後、こちらが探っていることに気づいたのかSNSのアカウントを消去。
それらのいざこざからもう面倒になり、彼とは別れる決意を固めました。
最後に
この体験談を通し伝えたいのは、まずは感情ではなく事実を確認する姿勢の大切さです。
疑念を抱いたときこそ感情的にならず一度立ち止まり、適切な行動をとることが大切です。
具体的には、以下のような方法を取ってみると効果的です。
- 本当に「浮気の証拠」なのか、それとも自分の思い込みではないか、冷静に一つひとつ事実を確認する
- 友人や家族など、冷静な視点を持つ、信頼できる第三者に相談する
- 一度、物理的な距離を置いて冷静さを取り戻す時間を作る
そして、もし明らかな証拠が見つかった場合には、自分ひとりで抱え込まず、友人などのほかに弁護士やカウンセラーといった専門家に相談することも有効です。
パートナーに対する疑念や不安が芽生えたとき「もしかして…」という思いに心を支配され、日常のことすら手につかなくなることがあります。
ひとりで悩み続けるうちに、冷静さを失い、感情的な判断に走ってしまうケースも少なくありません。
孤独に悩み続ける前に、信頼できる誰かの手を借りることで、より建設的な選択肢が見えてくるはずです。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています