喧嘩連発カップルが…遂に冷戦状態!?別れも覚悟したが⇒“スマホのメモ”がきっかけで仲直りできた話

パートナーとの些細な口論が、気づけば何時間も続く冷戦状態になってしまい「どうやって仲直りすればいいんだろう…」と悩んだ経験はありませんか?
感情的になってしまうと、つい相手を傷つけるような言葉を言ってしまったり、問題の本質からずれてしまったりすることもありますよね。

今回は、ある女性が試した、喧嘩を建設的な話し合いに変えるためのユニークな体験談を紹介します。

彼と喧嘩をした時に…

私には、彼と小さなことで喧嘩をすると、つい言い争いが長引いてしまう癖がありました。
ある日も、お互いのちょっとした約束のすれ違いが原因で口論になったのですが、気づけば2時間以上も無言のままお互いを避ける冷戦状態になってしまったのです。

言い争っても、ただ互いに不満をぶつけ合うだけで何も解決しない。
そんな状況に疲れ果て「このままだと関係が壊れてしまうかもしれない」と不安に感じました。
どうにかして建設的に解決できないかと考えた私は、ある作戦を思いつきました。

それは「自分の気持ちを書き出す」という作戦です。
スマホのメモやノートに、自分が腹を立てた理由、相手にどうしてほしかったか、そして自分が反省すべき点などを項目ごとに整理していきました。

最初は少し面倒に感じましたが、書くことで自分の感情を客観視でき、頭の中が整理されていくのを感じました。
怒りや不満が渦巻いていた感情が、まるでパズルのピースがはまっていくように、冷静な思考へと変わっていくのです。

30分ほどかけてお互いに書き出した後、私たちは落ち着いた状態で交換して読み合いました。
すると、普段なら感情的になって言えなかった本音や、相手の立場になって考えられなかった事情に気づくことができました。
その結果、口論がヒートアップすることなく、冷静に謝罪と感謝の言葉を交わせるようになりました。

この経験から学んだのは、「喧嘩中は感情で動かず、言語化して整理すること」が非常に大切だということです。
強い口調で言い争っても、互いに傷つくだけです。

今では、また口論になりそうになったら「ちょっと待って、一旦書き出そう」と言って、お互いの気持ちを整理してから話し合うようにしています。

(31歳/女性)

最後に

パートナーと口論になったとき、感情的なまま向き合ってもただお互いを傷つけてしまいます。
今回の体験談のように、感情をいったん整理することで、冷静に本音を伝え合うきっかけが生まれます。

とはいえ「書き出す」以外にも、仲直りのためにできることはたくさんあります。
たとえば、一度物理的に距離を取ること。
別の部屋に行く、散歩をして頭を冷やすなど、環境を変えるだけで感情が落ち着くことがあります。

また、LINEやメッセージなど文章で気持ちを伝えるのも効果的です。
声のトーンや言い方で喧嘩が悪化することもあるため、冷静に書くことで誤解が生まれにくくなります。

さらに、相手が喜ぶ小さな行動をするのも仲直りのきっかけになります。
コーヒーを淹れる、好きなスイーツを買って帰るなど、言葉が出てこないときこそ「行動で伝える」ことが効果を発揮します。

大切なのは「勝ち負け」にこだわるのではなく、ふたりの関係をどう続けていきたいかに目を向けること。
衝突は避けられなくても、向き合い方を変えることで、それを乗り越えた関係はより強く、あたたかいものへと変わっていくでしょう。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています

この記事を書いたライター