夫の食欲旺盛な姿に戸惑い、心の中で不満を感じたことはありませんか?
言葉で注意しても聞いてもらえず、楽しみにしていた分まで消えていて、寂しさや苛立ちを感じる人もいるかもしれません。
今回は、食い尽くし癖のある夫に悩み、あるユニークな作戦を実行した女性の体験談を通して問題を解決するヒントをお届けします。
妻が考えた作戦に…
夫はとにかく食欲旺盛で、夕食を出すと自分の分だけでは飽き足らず、私が後で食べようと取っておいた分や子どもの分まで平気で食べてしまうタイプでした。
注意しても「食べられるくらい用意してないのが悪い」と開き直るばかりで、改善する気配もなく、正直うんざりしていました。
ですがこちらもやられてばかりではいけません。
なんでも食い尽くす夫への制裁の意味も込めて、私は旅行をきっかけにちょっとした作戦を立てました。
旅行先で巡るお店の1つに「わんこそば体験」を追加しようと提案。
夫は「100杯くらい余裕」と自信満々で承諾、当日もうきうきで参加してくれました。
最初は勢いよく食べ進め、50杯までは順調でした。
しかし、70杯を超える頃には顔色が悪くなり、動きも鈍くなっていきました。
店員さんが「はい、どんどん!」とテンポよくお椀にそばを入れていくので、夫は必死に食べ続けましたがだんだん箸が止まり、100杯目前でついにギブアップしました。
挑戦が終わると、夫はその場でぐったりと座り込み、夜になっても胃もたれでほとんど何も食べられませんでした。
翌朝のホテルの朝食バイキングでも、普段なら人一倍食べるのに全然手をつけられず「食べすぎって本当にしんどいな…」と弱音を漏らしていました。
それ以来、夫の食べる量は減り、家での食事も夫が人の分にまで手を伸ばすことがなくなりました。
ようやく少し落ち着いて食卓を囲めるようになり、私は心の中でガッツポーズ。
わんこそばは我が家にとって、夫へのお灸をすえる出来事になったと思います。
(27歳/女性)
最後に
夫の食欲旺盛な姿に、心の中でモヤモヤを感じている方もいるかもしれません。
「どうして、少しも残しておいてくれないんだろう…」と、何度も寂しさを感じた人もいるのではないでしょうか。
しかし、今回の体験談から「言葉で伝わらないことは、行動で示してみる」というユニークな解決策も効果があるかもしれません。
相手にただ願うだけでなく、相手が自分ごととして考えられる経験をさせることで、長年の悩みが解決することもあります。
- まず夫に思う存分食べさせて満腹にさせ、その後で本命の食事を出す。食べたくても食べられず、食べすぎたことを後悔させる。
- 「食べる量」と健康上の問題を提示して、健康面から食い尽くしを控えさせるように促す。
言葉だけでは解決しない問題でも、違う角度からアプローチすることで、平和的に行動を変えることができるでしょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています