夫の些細なプライドや理不尽な言動に、戸惑いや疲れを感じたことはありませんか。
家族を思っての行動でさえ、相手の機嫌で受け止め方が変わってしまうと、やりきれない気持ちになるものです。
しかし、夫の言動を真正面から受け止めるだけが解決策ではないかもしれません。
今回は、そんな夫の態度にしなやかに対応し、家庭の平和を保つためのヒントとなる体験談を紹介します。
夫の大好きなメニュー
この季節になると、私の両親が毎年栗を送ってくれます。
その栗ご飯は、夫が毎回リクエストしてくるほど大好きなメニューなのです。
ホクホクとした甘みのある栗と、少し塩気をきかせたご飯は相性抜群で、夫にとっては「秋の楽しみの味」といっても過言ではありません。
そんな夫の喜ぶ顔を思い浮かべながら、私はせっせとおにぎりを握ってお弁当として持たせています。
しかし、ある日のことでした。
その日もいつものように栗ご飯のおにぎりを作ったのですが…
「ほんの少し変化をつけてみよう」と思い立ち、中に塩こんぶを入れてみたのです。
甘い栗に塩気が加われば、もっと味に深みが出るのでは?
自分なりのちょっとした工夫に、私は小さな満足感を覚えていました。
ところが、その“よかれと思ったひと工夫”が、夫にはまったく響かなかったのです。
むしろ逆効果になってしまい…。
妻の弁当を批判する夫
昼の時間、夫は一緒に食事をしていた同僚たちを集めて「栗ご飯のおにぎりなのに塩こんぶが入っている」と、大きな声で言い放ったというのです。
まるで私の工夫を“失敗作”として笑いものにするかのように…。
後日、偶然にも夫の同僚のひとりと話す機会があり、そのときの様子を詳しく教えてくれました。
夫は得意げに私の失敗談を披露したつもりだったようですが…
「いい組み合わせだね!」
「いいなぁ~おにぎりで栗ご飯なんて贅沢だよなぁ」
返ってきたのは、夫が期待していた“同調”ではなく、むしろ私の工夫を肯定する声だったそうです。
その場にいた誰ひとりとして笑う人はおらず、夫は黙り込んだそう…。
その話を聞いたとき、私は胸がズシンと重くなりました。
この程度のことで仲間を巻き込んでまで私を下げようとするなんて…。
しかし、夫自身にはプライドがあるのか、この件について本人から私に話が及ぶことはありませんでした。
最後に
夫のプライドが透けて見える言動に、心がざわついたり、やるせない気持ちになったりすることは、夫婦生活の中で誰にでも起こり得ることです。
夫の言葉をすべて深刻に受け止めるのではなく、ときには意識して受け流す「聞き流し力」が、自分自身の心と家庭の平和を守る盾になり得ます。
それが穏やかな毎日への第一歩となるはずです。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています