楽しみに取っておいた食べ物を、彼氏や夫に食べられてしまってがっかりした経験はありませんか。
悪気がないとわかっていても、その悲しみや怒りはなかなかおさまりません。
今回は、そんな「食い尽くし問題」にまつわる、ある女性の体験談です。
この小さなすれ違いから、円満な関係を続けるためのヒントが見つかるかもしれません。
引き出物をもらった
先日、結婚式の引き出物で、高級ホテルのクッキーをいただきました。
泊まってみたいと憧れるような素敵なホテルのもので「いつ食べようかな?」と、とても楽しみにしていたのです。
ちょうどダイエット中だったこともあり、夜に食べるのは我慢して、翌日の朝にいただくことに。
すると翌朝、泊まっていた彼氏が「お腹空いたな~なにか食べたい」と言いました。
私は「結婚式の引き出物でもらったクッキー、食べていいよ!」と箱を渡すも…
これが、悲劇の始まりだったのです…。
空腹の彼氏に…
洗い物を終えた私が楽しみにしていたクッキーを、コーヒーと一緒にいただこうとソファに向かうと…
なんと、箱の中は空っぽ。
「えっ?あんなに入っていたのに全部食べたの!?」と愕然としました。
すると彼氏は、あっけらかんと笑いながら「食べていいよって言われたから、全部食べた」と言うのです。
確かに許可したのは私ですが、まさか全部食べられてしまうとは…。
これからは「1個だけだよ」など、具体的に言わなければと反省した出来事でした。
最後に
楽しみに取っておいた食べ物をすべて食べられてしまったときの、あの何とも言えないがっかり感。
悪気がないとわかっていても、つい責めたくなってしまうものです。
この体験談は「言わなくてもわかるだろう」という期待がすれ違いを生むことを教えてくれます。
こうした問題を解決するには、まず「1個だけね」と具体的な量を伝えることが大切です。
また「これは私の分」と書いた付箋を貼るなど、見える形で意思表示するのも効果的です。
相手の思いやりに期待するだけでなく、明確なルールや仕組みを作ることで、食にまつわる小さな悲劇は防げます。
少しの工夫で、お互いが気持ちよく過ごせる関係を築いていきましょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています