出産後は、普段よりも心が敏感になりやすい時期です。
そんなとき、義家族からの言葉や行動が、思わぬストレスになってしまうことも少なくありません。
大切な赤ちゃんとの時間を穏やかに過ごすためには、上手な距離感を保つことが不可欠です。
今回は、里帰り出産中に義母の干渉によって心が疲弊してしまった女性の体験談を紹介し、心を疲れさせない義母との付き合い方についてお伝えします。
里帰り出産をしたとき
これは、私が里帰り出産をしたときの出来事です。
今は便利な時代なので、ビデオ通話を使えば、離れた場所にいる夫にも、生まれたばかりの息子の顔を見せてあげることができます。
夫も、赤ちゃんの成長をリアルタイムで感じられるので、とても喜んでいました。
しかし、せっかく里帰り出産で安静に過ごすべき時間なのに、私の心はまったく休まりません。
その原因は、夫とのビデオ通話中、必ず隣にいた義母の言動でした。
夫の隣には必ず義母がいて…
義母は画面の向こうから、次々と指示を飛ばしてきて…
「もっと顔をしっかり映して!」「息子にそっくりじゃないか!」「まだ目が開いてないの!?早く開けないと!」
強引で終わりのない義母の干渉は、まるで家族の大切な時間を妨害されているかのように感じました。
産後でただでさえナイーブになっている私の心は、徐々に疲弊していき…
結局、気持ちは張り詰めて、体も心もぐったり。
本当に、うんざりする出来事でした。
最後に
出産後は、心も体も普段以上に敏感になり、義母からの何気ない言葉や干渉でも、ストレスを感じやすくなります。
まずは、境界線をやんわりと伝えることから始めましょう。夫にサポートしてもらうことが有効です。
ポイントは、感謝の気持ちを添えつつ、自分の希望も伝えることです。
「いつも気にかけてくれてありがとう。今は少し休みたいの」というように、相手を傷つけずに自分の意思を示すだけで、関係はぐっと円滑になります。
また、義母とのやり取りの間に自分だけの時間を少し確保することも効果的です。
自分の心を優先しながら、無理のないペースで関わること。
それが、良好な関係を築く第一歩になります。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています