結婚は、相手の家族との新しい関係を築く機会でもあります。
特に、夫の母親である義母とは、良好な関係を築きたいと誰もが願うことでしょう。
しかし、ときには些細なことから関係がこじれてしまったり、理由もなく嫌がらせのような行為をされることに悩んでいる方もいるかもしれません。
今回は、そんな苦しい状況に直面した女性の体験談を通して、自分を守りながら、穏やかな心のあり方を保つヒントをお伝えします。
義母に料理を教えてもらうことに…
義母の家に呼ばれたとき「せっかくだからうちの味を覚えてほしい」と言われ、台所に立つことになりました。
最初はありがたいことだと思い、素直に教わりながら料理を作っていたのですが、完成したものを味見した義母は眉をひそめて「全然おいしくないわね、やっぱり料理はセンスなのかしら」と言ったのです。
言われた通りの分量で作ったつもりだったので驚きましたが、その場では言い返すことができず、落ち込んで帰宅しました。
ところが後日、義姉から「お母さん、わざと砂糖の量を多めに教えたんだって。あなたに恥をかかせたかったみたい」と耳打ちされたのです。
自分の目の前でわざと間違った分量を伝え、失敗させたうえで「下手」と笑う、その意地の悪さに背筋がぞっとしました。
冗談にしては度が過ぎていますし、あのとき感じた居たたまれなさは今でも忘れられません。
「そんなことまでして私を悪者にしたいのか」と思うと、義母と台所に立つのが怖くなりました。
この経験以来、義母の前で料理をすることだけは絶対に避けようと心に決めています。
(38歳/女性)
最後に
義母との関係に悩んでいる方は、決して少なくありません。
特に、理不尽な言動によって心を傷つけられた経験は、その後も深く心に残ることがあります。
しかし、そんなときこそ、自分自身を守るための行動を考える良い機会だと捉えてみてはいかがでしょうか。
もし今、義母からの嫌がらせに悩んでいるなら、以下の行動を試してみてください。
- 物理的な距離を置く:今回のように、顔を合わせるのがつらいと感じる場面からは、可能な範囲で距離を置く選択も大切です。
- 第三者を味方につける:義姉のように、状況を理解してくれる人がいると心強いものです。義父や親戚など、信頼できる人に状況を話してみるのも良いでしょう。
自分を守るための具体的な行動は、心の平穏に繋がります。
自分の心の健康を一番に考え、解決策を見つけていきましょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています