結婚は、当事者同士だけでなく、それぞれの家族との関係を築くことでもあります。
特に、義家族との関係は、円満な夫婦生活を送る上で非常に重要です。
しかし、中には義家族との間に、言葉にならないほどの深い溝を感じてしまう瞬間があるかもしれません。
それは、些細な言動の中に隠された「悪意」を確信したときではないでしょうか。
これまで築いてきた関係性を一瞬で崩してしまうような決定的な出来事を経験した方の体験談を紹介します。
義家族からの”悪意”を確信した瞬間
私の誕生日に、夫が義実家でささやかな食事会を開いてくれることになりました。
初めて義家族に祝ってもらえることに、私は少し緊張しながらも心を弾ませて訪問。
しかし、食卓に並んだ料理や会話は、すべて義妹が中心になっていました。
急に決まった義妹の仕事の昇進祝いが加わり、誰も私の誕生日に触れようとしません。
私は「まあ、仕方ない」と思い、黙ってその時間を過ごすことに。
食事が終わる頃、夫が気を利かせて「母さん…今日は妻の誕生日でもあるんだ」と切り出してくれました。
すると義母からは「そうだったかしら?ごめんなさいね」とわざとらしく返事が。
しかも用意していたケーキを義妹だけに渡したんです。
私には「来年は忘れないようにするわ」と一言。
そのとき、私に対するわざとの無視だと感じました。誕生日という特別な日に、ここまで冷たい態度を取られるのは、ただの偶然ではないとさすがに気づきました。
帰宅後、夫も気づいたようで「母さん、わざとだよな」と苦笑していました。
しかし、私の中では到底笑いごとではありません。
この出来事が決定的となり、私は義家族との距離を置こうと心に決めたのでした。
(39歳/女性)
最後に
義家族との関係において、悪意を感じたときは、無理に関係を修復しようとせず、適切な距離を置く選択肢を検討してみましょう。
まずは、夫へ正直な気持ちを伝え、2人で解決策を話し合うことが重要です。
そして、義家族との関わり方を夫婦でルール化することをおすすめします。
例えば、連絡の頻度を減らす、訪問回数を最小限にする、必要以上のプライベートな話は避けるなど、具体的な境界線を設けることが有効です。
あなた自身の心の平安と夫婦の絆を最優先に考えて行動することが、より良い未来を切り開く第一歩となるでしょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています