帰宅後の“楽”を求めて…共働き妻が『作り置き』を準備。しかし帰宅後「まさか…」1日の疲れが“MAX”になったワケ

夫婦の生活は、日々の小さなことの積み重ねで成り立っています。
ときには、些細な出来事が心にわだかまりとなり、大きなストレスへと繋がってしまうのではないでしょうか。
特に食事に関する価値観のずれは、日常生活の満足度を大きく左右する要素です。

お互いへの思いやりがあるはずなのに、なぜか食い違いが起きてしまう。
そうした悩みを抱えている方は少なくありません。

今回は、共働きで多忙な毎日を送る女性の体験談を通して、夫婦間のトラブルについて考えていきます。

作り置きして家を出ると…

私は共働きの家庭で、日々仕事に家事にと奔走しています。
普段は仕事から帰宅してから夕食を作るのですが、その日は疲れが溜まっていたため、出勤前に食事を作り置きしておきました。

「今日はご飯を作らなくていいんだ」そう思うと、帰り道は肩の力がふっと抜け、気持ちが少し軽くなりました。
疲れていても、食事の準備がないだけでこんなにも気持ちが楽になるなんて…とホッとしていたのです。

しかし、家に着いた瞬間、私の努力は簡単に裏切られてしまいました。

勝手に食べた夫…


帰宅して流しに置かれた食器を見て、少し嫌な予感が…。
恐る恐るリビングでテレビを見ている夫に声をかけると、夫は「作ってあったから、先に食べたよ」と。

その瞬間、胸がざわつきました。
まさか…と思いながら確認すると、夫は悪びれることもなく「え?あれ、2人分だったの?全部食べちゃった」と言い放ったのです。

信じられない気持ちと怒りでいっぱいになりながらも、呆れて疲労が限界になってしまった私は何も言えず…。
結局、私の晩ごはんは白いご飯とお茶漬けの素だけ。
「私の存在ってなんなんだろう…」と、心の中でつぶやかずにはいられませんでした。

最後に

共働きで毎日忙しい生活を送る中で、食事の準備は大きな負担になりがちです。
怒りを通り越して、相手への失望を感じてしまうこともあるかもしれません。

食い尽くし問題を解決するためには、作り置きの際には、容器に誰の分なのかを明記したり、事前にルールを設けるのが有効です。
また、料理の量や保存方法について、あらかじめ2人で相談しておくのも良いでしょう。

このように、具体的な解決策を話し合い、小さな工夫を積み重ねていくことで、お互いが心地よく過ごせる関係を築いていくことができます。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています

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