夫のために心を込めて作った料理に、思わぬ一言で水を差されてしまった…。そんな経験をしたことはありませんか?
特に、料理の知識がない夫ほど「生焼けじゃない?」「これで合ってるの?」と無神経に口にしてしまうことがあります。
料理を理解していないがゆえの発言でも、作り手にとっては努力を否定されたようで傷つくもの。
今回は「料理を知らない夫」に振り回されないための、ちょっとした対処法を紹介します。
夫のためにお弁当を作る妻
専業主婦の私は、毎日夫のお弁当を作るのが日課でした。
栄養バランスや彩りを考えるのは楽しく、夫が毎日残さず食べてくれるのでお弁当作りにやりがいを感じていたんです。
その気持ちも、結婚生活が長くなるにつれて少しずつ薄れてはきましたが、それでも私は心を込めてお弁当作りを続けていました。
そして、夫が誕生日を迎えたある日。
普段は節約のため、牛肉を食べる機会が少ないのですが「たまにはいい肉を食べてほしい」という思いから、ローストビーフを作ることにしたのです。
「喜んでくれるといいな」と夫の笑顔を思い浮かべながら、期待を寄せていました。
夫のために作ったローストビーフ
しかしその日の夜、会社から帰ってきた夫から告げられたのは、まさかの言葉でした。
「弁当に入っていた肉、生焼けだったから捨てたぞ」
そしてつけ加えるように「気をつけろよ」と言ってきたのです。
予想外の言葉にショックを受けてしまった私は「うん…」としか返せませんでした。
せっかく夫のために時間をかけて作ったのに、無神経な態度をとられ、思わず腹が立ってしまいました。
そして私はこれから先、夫のためにローストビーフを作ることは二度とないと心に決めたのです。
最後に
料理を知らない夫の発言は、悪意があるわけではなく“無知さ”から来ることも多いもの。
だからこそ、真に受けて落ち込むのではなく、うまく受け流す工夫が必要です。
- 説明より「豆知識」風に、料理の知識をさりげなく教える
- 「そういう料理なの」と軽く言い切って流す
- 不満が募る前に「その言い方は傷つく」とやんわり伝える
大切なのは、夫の無知さに振り回されないこと。
「知らないなら黙って食べてほしい…」そんな本音を大切にしながら、日々の食卓を守っていきましょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています