夫婦で協力すべき育児において、孤独を感じてしまう瞬間があります。
それは、最も理解してほしいはずの夫からの、何気ない言動において感じることでしょう。
頑張りを認めてもらえない悲しさは、やがて夫婦の間に深い溝を生むことさえあります。
この記事では、夜泣きする息子への夫の言動に悩み、大きな決断を下した女性の体験談を通して、自分と子どもを守るための向き合い方を紹介します。
息子の面倒を見ていた妻
これは、現在4歳になる息子がまだ乳児だった頃の話です。
息子は当時、寝かしつけてから10分ほどで夜泣きをする日々が続いていました。
毎晩のことだったので、私はただひたすら息子を抱きしめ、泣き止むのを待つしかなかったのですが…。
すると、隣で寝ていた夫が「うるさい!明日も仕事なんだから!」と怒鳴ってきたのです。
夫は泣いている息子を心配するどころか、自分の眠りを妨げられたことに腹を立てていました。
夫の怒鳴り声に驚き、息子の夜泣きはさらにひどくなってしまったんです。
夜泣きの息子を怒鳴りつける夫
しかし翌日、夫から「昨日はごめん。気をつけます。」とスタンプ付きのメッセージが届きました。
ですが、そのメッセージを見ても私の心は晴れませんでした。
謝ってはいても、また息子が泣くたびに私たちは怒られるのではないか。
そんな恐怖を感じるようになってしまったのです。
その後、寝室を分けるなど多くの対策をしましたが、夫の言動が改善することはありませんでした。
そして現在、私は夫との離婚調停中です。
一日も早く、息子と2人で自由な生活を手に入れたいと願っています。
最後に
夫が育児に非協力的なだけでなく、子どもに対して心ない態度をとるとき、その環境が子どもとご自身の心に与える影響は計り知れません。
子どもを守るためにさまざまな対策を講じても、夫の言動が変わらない場合には、関係の改善が難しいこともあります。
そうしたときは、離婚という選択肢を視野に入れることも一つの手段となります。
また、夫婦関係の専門家や弁護士に相談し、客観的な意見を求めることも新たな道を開く一歩です。
子どもが安心して健やかに成長できる環境を最優先に考え、ご自身にとって最良の決断をすることが、未来への希望につながります。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています