義家族からの善意を装った心ない一言に傷ついていませんか。
悪気がないように聞こえる言葉ほど、その場で言い返すことが難しく、あなたの心に深く突き刺さります。
その一言が何度も繰り返されるうちに、あなたの自信や平穏を静かに奪っていくのはあまりにも辛いことです。
この記事では、義母の心ない言葉に追い詰められたある女性の体験談を通して、自分自身の心を守るための対処法を紹介します。
息子の親権が欲しい義母
そんな義母と食事に行くと、決まって言われる言葉がありました。
「もしあなたたちが離婚したら、孫は私が育てるから。親権は渡しなさいね」
正直、子どもの前でそのような言葉を口にする義母に、私は嫌気がさしていました。
ただ、そのときは冗談だろうと思い、いつも笑って聞き流していたのですが…。
子どもの前でイヤミを言う義母
しかし1年後、夫と本当に離婚することになりました。
そして義母は、私にこう言い放ったのです。
「私が育てるって言ったでしょ!あんたなんかに、子どもが育てられるわけないじゃない!」
手助けをしてくれるどころか、私の母親としての能力を、真っ向から否定してきたのです。
あのときの義母の言葉は本気だったのだなと、今でも背筋が寒くなります。
離婚後、元夫が息子に会うことは許可していますが、義母には二度と会わせるつもりはありません。
何をしてくるかわからない人に、大切な息子を託すわけにはいかないのです。
最後に
「冗談」として聞き流していた言葉が、刃物のような本心を隠していたと知ったときの恐怖は、計り知れないものがあったでしょう。
母親としての尊厳を否定される経験は、深い傷を残します。
このような場面に直面した際は、まず夫に「義母からこのようなことを言われて、とても不安に感じている」と具体的に相談することが大切です。
その上で、特に子どもの前で親権の話などをすることの悪影響について、夫から義母へ伝えてもらうのが望ましいでしょう。
「子どもの心の成長のために、そうした話は控えてほしい」と伝えることで、単なる感情的な対立ではなく、孫を思う故の要望として受け取られやすくなります。
大切な家族を守るために、勇気を持って声を上げることが、未来を良い方向に導く鍵となるでしょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています