義家族との暮らしの中で、その理不尽な言動に心がすり減っていませんか。
家族だからこそ、無条件の味方であってほしいという願いを踏みにじられ、深く傷つくことがあります。
抵抗できないような状況で受けた仕打ちは、怒りよりも先に、深い無力感となってあなたを襲うかもしれません。
この記事では、義母からの残酷な仕打ちに直面したある女性の体験談を通して、自分の尊厳を取り戻すための方法を紹介します。
義家族と暮らしていた嫁
これは、義家族と一つ屋根の下で暮らしていた頃の話です。
当時の我が家では、私がすべての家事をこなすのが当たり前とされており、私はまだ小さな子どもをおんぶしながら、食事の支度や仕事の手伝いなど、休む間もなく働いていました。
そんな無理がたたったのか、ある日私はぎっくり腰になり、一日中寝込むことになりました。
買い物にも行けないため、その日の食事の支度は、義母にお願いするしかなかったのですが…。
しかし夕方、なんとか体を起こして食卓へ向かうとそこには家族の分の食事だけが並んでおり、私の分はありませんでした。
お願いしたはずの食事がなかったので、私が義母に「あの…私の分はありますか?」と恐る恐る尋ねたんです。
すると義母は「あー、あるわよ」と答え、台所から何かを持ってきました。
食事の代わりに渡されたもの
なんと、それは調理されていない生の魚だったのです。
そして義母は、まだ体調がすぐれない私に笑いながらこう言いました。
「はい、どうぞ。一緒に買ってきてあげたから、いいように食べて」
立っているだけでも辛い状態の私に、自分で魚を調理しろと…。
なぜ私の分だけ一緒に作ってくれなかったのか。
正直、義母がなぜこんなことをするのか意味がわかりません。
そのあまりの仕打ちに、私は何も言い返すことができず、涙をこぼしながらただ無言で部屋に戻ることしかできませんでした。
最後に
体が思うように動かせない無防備な状態で受けた仕打ちは、心に深い傷を残したことでしょう。
本来は家族である義母の、あまりにも思いやりに欠けた言動に強い衝撃を受け、言葉を失ってしまった気持ちは想像に難くありません。
このような環境に身を置き続けることは、ご自身の心身の健康を著しく害する可能性があります。
自身の尊厳、そして子どもの未来を守るための解決策のひとつは、その家から物理的に距離を置き、家を出て別に暮らすことです。
夫と真剣に話し合い、同居を解消するための具体的な計画を立てることが、この状況に立ち向かう最も力強い一歩となります。
まずはあなた自身の安全な場所を確保することが、何よりも大切なのです。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています