「どうしてそんな嘘をつくのだろう？」と、身近な人の不可解な言動に悩んだ経験はありませんか。
夫がついてしまう「よくわからない嘘」には、その裏に心理的な理由が潜んでいることがあります。
特に、心身ともに不安定な時期にそんな発言をされると、その裏に隠された意図が気になってしまいます。
今回は、嘘をつく夫の心理と、その背景にある防衛反応について考えていきます。
自信満々な夫…
妊娠中の私は、つい先日、体調を整えるために実家へ帰っていました。
3日ほどして自宅に戻ると、夫はなぜか自信満々に「浮気とかしてないから。スマホ見てもいいし」と、突然言ってきたのです。
そんなに言うなら見てみようと思い、夫のスマホを確認しました。
すると、そこには複数の女性に電話をかけまくった履歴が表示されたのです。
テキストでのやりとりも残っており、私は驚きで言葉を失いました。
ありえない言い訳に…
つわりで心身ともに不安定な時期に、なぜ自らそんなメッセージを見せてきたのか。
正々堂々としていればバレない、もしくは許されるとでも思ったのか…。
これは浮気ではないかとたずねると、夫は「職場のバイトの子だから浮気じゃない」だとか「2人きりで会ったわけじゃないから文句言うな」などと、信じられない言いわけをしてきました。
それで身の潔白を証明できるとでも思ったのでしょうか。
夫の心理がまったく理解できないと同時に、私が家を開けている間に浮気まがいな行動をする夫に対し、今後の生活に対する不安が湧き上がってきました。
子どものことを考えると、すぐに別れる決断をするのは現実的にも難しいと感じ、今も夫とは別れられずにいます。
しかし、夫への信頼は完全に崩れてしまいました。
最後に
愛する人から聞かされた、不可解な嘘。
夫のよくわからない嘘には、次のような心理が隠れていることがあります。
- 承認欲求：妻の関心を引きたくて、あえて嘘をつく。
- 自己防衛：自分の行動を正当化し、非難を避けようとする。
- 現実逃避：責任や問題から目を背けるため、無意識に嘘をついてしまう。
中でも、今回の体験談のように「浮気してない」と自ら言い出す夫の多くは、やましさを隠そうとしていたり、自分の行動を正当化したいという心理が働いています。
しかし、妻にとってその言葉はかえって不信感を強める原因になります。
夫婦間の信頼が揺らいでいるサインでもあるため、曖昧な優しさで見て見ぬふりをするよりも、現実を直視し、話し合うことも解決への1歩になるかもしれません。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています