体調がすぐれず、心細いときに彼からかけられた一言に、深く傷ついた経験はありませんか。
本当に求めていたのは、優しい気遣いや思いやりの心だったはずです。
信じていた相手からの心ない言動は、ときに私たちの心を深く蝕んでいきます。
この記事では、彼の言動に深く傷ついた女性の体験談を通して、自分を取り戻すための向き合い方を紹介します。
体調を崩して寝込んでいた彼女
ある日、朝からどうにも体調が優れず、職場の同僚からも「顔色…真っ青だよ?」と心配されていました。
自分ではまだ大丈夫だと思っていたのですが、同僚に「今日はもう早退しなさい!」と強く言われ、申し訳ない気持ちでいっぱいになりながらも、早退させてもらうことにしました。
帰宅してベッドに横になりましたが、この体調ではとても夕食の準備はできそうにありません。
そこでスマホを手に取り、彼に「ごめんね、体調悪くて今日は夕飯作れそうにない。帰りにご飯とスポーツドリンク買ってきてくれると助かります。ほんとにごめん」と伝えました。
しばらくして、ガチャリと玄関のドアが開く音がしました。
「あ、帰ってきた。ご飯とスポーツドリンク買ってきてくれてるかな…」
少し体が動かせるようになったため、ご飯とスポーツドリンクをもらおうと思い、リビングをそっと覗いたのですが…。
リビングの光景を見た彼女は
彼は1人でご飯を食べながらテレビを見て笑っていたのです。
私が頼んだスポーツドリンクなどはどこにも見当たらず、最終的にはふらつく体で自分でコンビニへ向かうしかありませんでした。
やっとの思いでスポーツドリンクを買って家に帰ると、彼からは信じられない言葉が投げかけられました。
「体調管理ができないキミが悪い」「俺の飯も作れないならご飯を食べる権利はないだろ」
彼のその言葉で私はすべてを悟りました。
「あっ…私…とんでもないモラハラを受けていたんだ!」
ようやく、彼がモラハラをしていたことに気づいた出来事でした。
最後に
心身ともに弱っているときに、最も信頼する彼から思いやりのない言葉を投げかけられるのは、計り知れないほどの苦痛を伴います。
もしご自身の状況と重なると感じたなら、まずは自分の心と安全を最優先に考えてみてください。
そのうえで、少し心に余裕ができたときに、彼の言動や日付を記録に残しておくと、後から状況を冷静に整理する助けになります。
そして1人で抱え込まず、信頼できる友人や公的な相談窓口へ打ち明ける勇気を持つことも大切です。
この気づきを、自分らしい人生を取り戻すための第一歩としてみてはいかがでしょうか。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています