結婚という大きな決断を前に、彼の些細な言動に「あれ?」と違和感を覚えたことはありませんか。
特に、相手の家族と過ごす時間は、その人の育ってきた環境や本質が垣間見える貴重な機会です。 そこで見た光景が、あなたの未来を左右するサインになるかもしれません。
この記事では、妹の結婚挨拶の場で彼氏の信じがたい一面を目撃した女性の体験談を通して、後悔しない結婚相手のヒントを紹介します。
妹の彼氏と顔合わせ
妹が、結婚を考えているという彼氏のご両親と初めて顔を合わせることになりました。
早くに両親を亡くした私たち姉妹にとって、それはとても大切な一日。
私は、親代わりとしてその食事会に同席しました。
食事会は終始和やかな雰囲気で始まり、そのうちあじの南蛮漬けが運ばれてきました。
私たちや彼の父親も「美味しいね」と笑顔で食べていたのですが…。
ところが、妹の彼氏だけがその魚に一口も手をつけていなかったのです。
彼の父親が不思議そうに「どうした、食べないのか?」と尋ねると、彼は母親に向かってこう言い放ちました。
彼が母親に放った言葉に

「母さん、早く取ってよ!」
思わず耳を疑いました。
そして、彼の母親は悪びれることもなく笑顔でこう言ったのです。
「ごめんなさい、この子は昔から骨がある魚は、私が取ってあげないと食べないの」
いい年をした大人の男性が、母親に魚の骨を取ってもらっている…。
その異様な光景に、私も妹も言葉を失いました。
その直後、妹は静かに「ちょっと失礼します」と席を立ったのです。
ほどなくして、私の携帯に一通のメッセージが届きました。
「お姉ちゃん、帰ろう」
その一文で私は妹が彼に幻滅したことを悟りました。
その後、妹の婚約は当然のように破談となったのです。
最後に
結婚を控えている中、彼の異様な光景を目の当たりにすると、言葉を失ってしまうのも当然でしょう。
その瞬間、心のどこかで「何かが違う」と感じたはずです。
だからこそ、結婚を決める前には、相手の自立心や親との距離感を確かめておくことが大切です。
例えば、キャンプや自炊などを一緒に経験すると、人間性が自然と見えてきます。
そして、もし少しでも「違和感」を覚えたなら、ひとりで抱え込まずに、信頼できる人に相談してください。
客観的な意見を聞くことで、自分の気持ちや判断がより明確になるはずです。
心に芽生えた違和感をきっかけに、相手の自立心と親子の距離感を見極めることが何より重要です。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
