家族で楽しむはずの回転寿司。しかし、義父の「不味い発言」が原因で…義母がブチ切れた結果

家族での楽しいはずの時間が、たった1人の理不尽な言動で凍りつくような気まずい空気に変わってしまったことはありませんか。

言いたいことをぐっと堪え、自分だけが我慢すれば丸く収まる、と心をすり減らしてしまうことも少なくないでしょう。
その我慢が、あなたの大切な家族の笑顔まで曇らせてしまうのは、あまりにも辛いことです。

この記事では、義父の自己中心的な振る舞いに振り回された男性の体験談を通して、理不尽な義家族から自分たちの家族を守るための方法を紹介します。

妻の家族と回転寿司へ

これは、妻の実家へ家族で遊びに行った日のことです。
その日、娘が「回転寿司が食べたい!」と言い出したので、みんなで近所の回転寿司へ行くことになりました。

私たち家族は「おいしいね」と笑いながら楽しくお寿司を食べていたのですが、義父だけはどこか不満そうな顔をしていました。
そして一口食べるなり、突然こう言い放ったのです。

「不味い! 世間の人はよくこんな寿司を食えるな!」

あまりに突拍子もない言葉に思わず「え?」と戸惑いながら、私はやんわりと「赤身とトロは美味しくないですか?」と尋ねました。
すると義父は「君はこんなものを美味しいと思うのかい?」と冷ややかに言い放ったのです。

義父の放った言葉に

あまりに自己中心的な言動に、思わず心の中で「はぁ!?」と声が漏れそうになりました。
とはいえ、感情のままに言い返すわけにもいかず、私はできるだけ穏やかに「この価格のわりには充分おいしいですよ?」とやんわり伝えたのですが…。

しかし、義父の機嫌はさらに悪化し「私はこんなものは食べられない。先に車に戻る!」と怒って席を立ち、1人で店を出て行ってしまいました。

娘が「おじいちゃん、どうしたの…?」と涙ぐんでいましたが、義父は無視。
義父の理不尽な言動と、戸惑う家族の様子を前に、私は深い絶望を感じました。

その後、気まずい空気の中で急いで食事を終え、義父が待つ車へ戻ったのですが…
義母が義父の態度に激怒し、車内で2人が大喧嘩。
言い争いは収まらず、揉めながら家に帰っていきました。

楽しいはずだった家族での外食が、義父の一言で台無しに。
この日を境に、私たちは「義父とはもう二度と回転寿司に行かない」と決心した出来事でした。

最後に

娘さんが楽しみにしていた食事が、義父の一言で台無しになったのですから、あなたの絶望は当然です。
涙ぐむ娘さんを前に何もできなかった無力感も、深く心に残ったことでしょう。

もし、今後も義父と関わる機会があるなら、夫婦であらかじめ対応の方針を決めておくことが大切です。

外食の際には、事前にお店の候補をいくつか挙げて、義父にも「みんなが楽しめる場所を一緒に選びたい」と伝えてみるとよいでしょう。
単に機嫌を取るのではなく、家族全員が気持ちよく過ごすために協力してほしいという姿勢を示すことが大切です。
そして何より、娘さんの前ではできるだけ落ち着いた態度を保ち、家族の雰囲気を守ることです。

夫婦で協力して防衛線を築くことこそが、理不尽な言動から家族の笑顔を守る一番の方法です。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています

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