息子の運動会で“完璧な撮影”に成功!圧巻の走りに感動するも『…えっ?』妻の“指さす方”を見て戦慄

子どもの成長を感じる運動会は、親にとって特別な瞬間であり、その姿を一目見ようと誰もが熱心になります。
しかし、熱中するあまり、時として予期せぬ出来事や小さな失敗を経験することもあります。
特に初めての運動会では、期待や緊張から冷静さを失ってしまうことも少なくありません。
今回は、子どもの運動会で思わぬ失敗をしてしまった父親の体験談を紹介します。

初めての運動会!夫のカメラには…

小学1年生になった息子の、初めての運動会での出来事でした。
この日のために新調したビデオカメラを手に、息子の晴れ舞台を記録しようと意気込んでいました。
最初の出番は50メートルの徒競走です。
私は最高の場所を確保し、スタートの合図を待ち構えていました。

ピストルの音と共に、子どもたちが一斉に走り出します。
私はひときわ力強い走りをする子にレンズを向け「いけー!」と大声で声援を送り続けました。
白組の帽子をかぶっていたその子はぐんぐん加速し、見事1位でゴールしました。
私はガッツポーズで「やったぞ!すごく速いじゃないか!」と隣にいた妻に興奮気味に話しかけました。

しかし、妻は「…えっ?」ときょとんとした顔で、ゴール方向を指さします。
その先には、4位でとぼとぼとゴールする息子の姿がありました。
私がずっとファインダー越しに応援していたのは、まったく知らない別のお子さんだったと気がつき戦慄。

妻からは「あなた、誰の親なの?」と呆れられて。
息子からは「お父さん…僕の走ってるところ、撮ってないの…?」と泣きそうな顔で言われました。

自分の大失態に顔から火が出るほど恥ずかしかったですが、あまりの間抜けさに、最終的には家族で大笑いしました。
今では「お父さんが知らない子を全力応援した日」として、我が家の語り草になっています。
(30代/男性)

最後に

子どもの成長の瞬間を記録し、応援したいという親の熱い気持ちは、とても自然なことです。
しかし、熱意が空回りして、まさかの「運動会の失敗」をしてしまうこともあるもの。

大切なのは、失敗を完璧に回避することではなく、そのあとの振る舞いです。
もし似たような失敗をしてしまったとき、子どもが「失敗しても大丈夫」と思えるような、前向きな行動へとつなげていきましょう。
そうすれば、今回のような運動会での失敗も、家族の温かい笑い話に変わる愛おしい思い出となります。

親自身の失敗も、子どもの頑張りも、家族で共有できるポジティブな思い出として振り返る時間を持つことが、なにより大切なのです。

失敗は誰にでもあるもの、心のゆとりを持ち、特別な一日を楽しみましょう。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
※この記事はAI生成された画像を使用しています

この記事を書いたライター