義実家との関係は、良好に保ちたいと願う一方で、些細なことで緊張が走ることもあります。
和やかなはずの食事会などで、予期せぬ義家族の言動に戸惑い、深く傷ついてしまう経験を持つ人もいるかもしれません。
信じていた関係性が揺らぐような出来事に直面したとき、どのように自分の心を守ればよいのでしょうか。
この記事では、義家族の行為にショックを受けた女性の体験談を通して、義家族との関係に悩んだときの心の持ち方を紹介します。
義家族の食事会へ

これは、義実家での食事会で起きた出来事です。
その日、義母は豪華な出前寿司を用意してくれていました。
「わあ、おいしそう〜!」と喜ぶ娘。
その様子に義母は「たくさん食べてね!」と微笑みかけていたのですが…。
すると、義母は私にだけ「はい!嫁子さんどうぞ~」と言ってある器を渡してきたのです。
その料理を見た瞬間、私は言葉を失いました。
義家族の前には立派な寿司桶が並んでいるのに、私が渡されたのは、ちらし寿司だけだったのです。
そのあまりにも露骨な差に、夫がすぐに気づきました。
嫁のちらし寿司を見た夫は

「おい母さん!嫁子のだけ違うじゃないか!どうしてこんなことをするんだよ!」
夫が義母を一喝してくれました。
そんな夫の言葉を聞いた義母は、なんと泣きながら「だって…嫁子さん、私のこと無視するんだもん!」と嘘をつき始めたのです。
しかし、そんな事実はまったくなかったので、私は夫に「してない!」と急いで弁明しました。
すると、義母が顔色を変えてこう言ってきたのです。

「あなたね!子どもを産んでから、生意気なのよ!」
突然の豹変に、私は言葉を失ってしまいました。
この食事会で見た義母の一面は、とてもショックで、今でも忘れられない出来事です。
最後に
家族が集う楽しいはずの食事の席で、あからさまな差別を受けるのは、とても辛く衝撃的な経験です。
ましてや、事実無根の理由で非難されたり、突然豹変されたりすれば、誰でも戸惑いと悲しみで言葉を失ってしまうでしょう。
義母の差別的な態度や虚偽の主張は、嫁の尊厳を深く傷つけ、家族の信頼関係にも影響を及ぼします。
だからこそ、感情的に反論するよりも「傷ついた」という自分の気持ちを素直に伝え、夫に間に入ってもらって冷静に対応することが大切です。
また、今後同じような場面を避けるために、義母との接触は必要最低限にし、会う際には夫を同席させるなど、環境を工夫することも効果的です。
1人で抱え込まず、夫婦で協力して乗り越えることが、何よりも賢明な方法といえるでしょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
