共働き夫婦にとって、家事の分担は大切な課題です。
仕事が繁忙期に入り、思うように家事ができないとき、夫からの理解が得られないと深く傷ついてしまうものです。
お互いに働いているはずなのに、なぜ自分だけが責められるのかと呆れてしまうかもしれません。
この記事では、夫の自己中心的な考え方に直面した女性の体験談を通して、夫婦の価値観の違いに対する向き合い方を紹介します。
新婚中の出来事
これは、まだ新婚だった頃のことです。
当時、私と夫は共働きで、私の勤務先が繁忙期に入ると、帰宅がどうしても遅くなってしまいました。
そのため、夕食は簡単な料理やお惣菜に頼ることが多くなっていたのです。
すると、夫は「ちゃんとした手料理が食べたい」「次は作ったものを出してほしいな」と遠回しに不満を口にするようになりました。
私自身も働いていたことから「仕事が忙しくて、料理が簡単になるのは仕方ないでしょ」と言い返したのですが…。
その言葉を聞いた夫は、信じられない一言を口にしたのです。
夫のまさかの思惑に

「うーん…毎日言っていれば、罪悪感を持って作ってくれるようになると思って…」
私は「えぇ…」と思わず言葉を失いました。
まさか、そんな理由で不満をぶつけていたなんて。
夫が私より早く帰宅する日もあったのに、自分で作ろうという考えはまったくなかったようでした。
夫のあまりに自己中心的な考え方に、私はただただ呆れることしかできなかった出来事です。
最後に
共働きであるにもかかわらず、忙しい時期に夫から家事への不満を言われれば、深く傷つき、心が疲れてしまうものです。
さらに、その言葉が妻の罪悪感を意図的に引き出そうとしたものだと知ったときには、衝撃を受けてしまうでしょう。
だからこそ、感情的に反論するのではなく「私の状況も考えてほしい」と冷静に問いかけることが大切です。
また「お互いが快適に過ごすために、早く帰った方が食事を準備する」など、現実的なルールを2人で話し合うことも効果的です。
我慢ではなく対話を通じて、対等で思いやりのある関係を築いていきましょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
