結婚式は新郎新婦が主役となり、これからの人生を誓い合う大切な日です。
同時に、親にとっても自分の子どもの晴れ姿は別格なもの。
価値観が強い親の場合、つい意見や希望を押しつけてしまうことがあります。
エスカレートすると、子どもの意見を全否定したり過干渉したりするケースも。
今回は、結婚式の準備において母の強い干渉に苦しみ、自分の希望が通らなかった女性の体験談を紹介します。
自身の意見を尊重しない「強い主張」に直面し困っている方は、ぜひその解決策を一緒に考えていきましょう。
結婚式を挙げてほしい母
私はもともと人前に出るのが苦手で友人も少なかったため、結婚式は挙げないつもりでいました。
幸い夫は理解を示してくれて「俺もこだわりないし、結婚式はしなくていいよ」と、2人で納得していたのですが…。
母は「結婚式は絶対にして!」と、私たちの決断を許してくれませんでした。
結局、悩んだ末に仕方なく結婚式を挙げることにしたのです。
そしてカラードレスを決めるとき、水色が好きだった私は夫と相談して水色のドレスを選びました。
試着もして、2人ともとても気に入っていたのですが…。
母が口出しをしてきて…

「水色なんてダメよ!かわいくない!薄いピンクにしなさい!」
私が水色のドレスにしようと思っていることを伝えると、母は激怒。
「年配の親戚の方もたくさんいるんだから!ピンクのほうがかわいらしくていい印象をもらえるはずよ!」の一点張り。
私の意見は全否定され、最終的には母の言いなりになるしかありませんでした。
最後に
親の価値観や世間体を優先すると、大切な思い出にも後悔がつきまとうことに。
この体験談から親子関係でも「あなたの人生の決定権はあなた自身にある」ということ。
そして日々の生活における健全な境界線を築くことを学びましょう。
自分の意見を伝えることは「自分を大切にする」行為そのものです。
同じようなケースに見舞われたときは、以下を参考にしてください。
- 理解はできるけど、夫婦で決定したことだから受け入れられないと冷静に伝える
- 情報共有の範囲を最小限に留める
あなたの人生は、あなた自身が守り抜くもの。
遠慮や罪悪感ではなく、自身の心に正直になる勇気を持ってください。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
