『役立たずが!』子どもまで怯えるモラ夫の怒声。しかし直後⇒妻がサッと“準備”を始めた途端に、夫が動揺したワケ。

目に見えにくいモラハラは心を深く蝕み、やがて自分の尊厳すら見失わせてしまうことも。
しかし、心が壊れてしまう前に一歩踏み出す勇気を持つことは、自身と大切な子どもの未来を守るためにも大切です。

今回は、エスカレートする夫からの暴言に耐えながらも、子どもを守るために意を決して行動を起こした妻の体験談を紹介します。

夫の暴言に胸が締めつけられ…

夫のモラハラが日に日に悪化していたある休日のこと。
私が子どもの世話をしながら掃除していると、帰宅した夫が部屋を見渡し「また散らかして、何やっているんだ!」と怒鳴りつけられました。

何もかも私のせいにされ、子どもまで怯えて私の後ろに隠れてしまうほどの状況。
「やれることはやってます」と答えるも「口だけだな、役立たずが!」とさらに追い詰められ、胸の奥が締めつけられるようでした。

その瞬間、心の中で「もう我慢できない、今すぐ逃げ出したい」と強く決意した私。
子どもを抱きながらサッと荷物をまとめたのです。

夫は「どこに行くんだ!」と動揺して手を伸ばして止めようとしてきましたが、私は毅然とした声で「あなたの暴言には付き合えません。子どもを守るために家を出ます」と言い放ちました。

夫は言葉を失い、ようやく私の決意の強さを理解したようでした。

車に乗り込み実家へ向かう道中、緊張で張り詰めていた心が少しずつ緩み、気持ちが少しずつ落ち着いていきました。
実家に着くと親や友人に状況を話し、弁護士にも相談して子どもの安全を確保。

子どもと自分を守るために行動を起こしたことで、初めて心から安心できました。
あの日、恐怖に打ち勝ち毅然と立ち向かった勇気が、自分と子どもの尊厳を守る大きな一歩になったと今でも強く実感しています。
(32歳/女性)

最後に

夫からのモラハラに悩み、出口の見えないトンネルの中で苦しんでいる方は、心身の安全を最優先してください。
夫から離れることは決して「逃げ」ではありません。

行動を起こすことで、状況は必ず好転させられると信じましょう。
安心できる実家などに避難し、弁護士や公的な相談窓口へ匿名で相談することをおすすめします。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています

この記事を書いたライター