義家族との関係は、多くの妻にとって悩みのタネのひとつでしょう。
特に義母との関係は難しく、一見すると良好な関係でも、陰ではまったく違う本音が渦巻いているということが珍しくありません。
今回は、優しいと信じていた義母の“本性”に深く傷つき、義母や義姉とは距離を置くことにした妻の体験談を紹介します。
仲のいい義実家
義実家はとても仲の良い家族。
夫と結婚する前、私もそんな義実家の皆さんと一緒に旅行をしたことがあります。
もちろん、良好な関係が築けていると思っていました。
ところが…
長男を出産したあと義実家で1カ月ほどお世話になったのですが、そこから“良好だった関係”が崩れていったのです。
なるべく気を遣って過ごそうと思っていた私は、義母に「なにか手伝えることはありませんか?」と尋ねることもありました。
そのたびに「いいのよ!ゆっくり休んでちょうだい」と、逆に私を気遣って優しく答えてくれる義母に、心から感謝していたのです。

しかし、長男の1カ月健診を終えたころ、突然、義姉から夫に連絡が入りました。
「あのさぁ、嫁ちゃんは立場をわかってる?」「嫁の務めはなにか常識を学んだほうがいい!」と大声でまくし立てられたのです。
義姉からお怒りの電話!?

驚いた夫が「待って…どういうこと?」と戸惑っていると、義姉は「お母さんが困っているんだよ!?」と言うのです。
詳しく話を聞いてみると、義姉は義母から「手伝いもしないで寝てばっかり」
「嫁の立場をわかっていないのよあの子」など、私の愚痴を聞かされていたそうです。
戸惑って青ざめた私は夫に「手伝うって何回も言ったのに断ってきたのはお義母さんだよ」と真実を伝えると…
夫も「わかってる。落ち度はないよ、大丈夫」と理解を示してくれ救われましたが…。
義母と義姉には不信感が募ってしまいました。
最後に
いわれのない批判にさらされたとき、誤解されていると知ったとき、人は真実を伝えて理解を求めたくなるのが自然です。
しかし、今回のようなケースでは不必要にことを荒立てる必要はありません。
夫婦が選択したように、義家族とは物理的に距離を置き、心の平穏と幸せのためにエネルギーや時間を費やしましょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
