義母が突然“高級イタリアン”にお誘い!喜ぶ嫁だったが…⇒料理が運ばれた途端、店員『お客様!?』

人気店や高級レストランでは、料理やサービスへの期待とともにその場の雰囲気も大切にしたいと考えるもの。
しかし、予期せぬ同行者の行動によって周囲の視線を集めてしまい、赤面するような経験をした方もいるのではないでしょうか。

今回は高級イタリアンでの義母の行動に赤面した体験談を紹介します。
「TPO(とき・場所・場合)」に応じた振る舞いについて考えさせられるお話です。

高級イタリアンでの食事が…

義母からのお誘いで“予約をしないと食べられない”というイタリアンをご馳走になったときの体験談です。
噂には聞いていたお店だったので、当日はワクワクしながら出かけました。

満席の店内、お客さんは皆さん落ち着いた雰囲気で品があり、ボーイやホールスタッフのおもてなしも丁寧で好印象。
「食べられないものはございませんか?」と聞いてくる細やかな配慮もあり、私は期待に胸が踊りました。

せっかくの人気店ということで、義母と私は少しお高めのコース料理をいただくことに。
料理の説明が終わり「ごゆっくりどうぞ」とスタッフが離れると、さっそくひと口。
見た目も味もこれまで食べてきたイタリアンで1番おいしく、ワインを口に運びながらまさに至福のときを堪能していました。

義母にも「おいしいですね」と話を振ると…
義母は突然バッグから小瓶のようなものを取り出し『トロリ』と前菜にかけ始めたのです。

なんだろう?と思っていたのもつかの間、すぐに近くにいたホールスタッフが慌ててテーブルに近づいてきました。

「お客様!?店内は持ち込み食材が禁止になっております」

なんと義母はダイエットに取り組んでおり、何にでもココナッツオイルをかける習慣があったのです…。
高級レストランにもかかわらず、持参したココナッツオイルを取り出して料理にかけてしまったのでした。

義母に悪気はないのですが、私は恥ずかしさで顔が熱くなるのを感じた出来事でした。
(42歳/女性)

最後に

高級レストランなどでは、TPOをわきまえることは、その場のルールや文化を尊重する意味でも大切なこと。

ただし今回のような“悪気がない”ケースでは、相手の価値観や行動を否定するのではなく…
「なぜ控えるべきなのか」を冷静に伝えることが求められます。

そして同じことを繰り返さないため、外食の前にさりげなく
「お店のルール」「その場でのマナー」を確認し合うことをおすすめします。
持ち込みについては事前に電話で確認するなど、お店の雰囲気を事前にチェックしましょう。

その場にふさわしい振る舞いを心がけることで、より気持ちよくその時間を楽しめるようになるでしょう。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています

この記事を書いたライター