子どもの食物アレルギーは、その管理に細心の注意と周囲の理解が不可欠となります。
しかし…アレルギーに対する意識は世代や時代によって大きく変わるもの。
今回は、義両親に娘の食物アレルギーを軽視されてしまった、嫁の体験談を紹介します。
大切な家族と義両親との間で「命を守るための線引き」をどうすべきか考えていきましょう。
卵アレルギーの娘
娘には卵アレルギーがあります。
そのため義実家に行くときは、いつも卵を食べさせないように気を付けてほしいと伝えていました。
そんなある日、義両親が娘を遊園地に連れて行きたいと言ったので、私はお願いしました。
遊園地に行く

食事のことが気になるので、遊園地に行く前日も娘のアレルギーについて電話で話をしていたのです。
「当日はお弁当だから大丈夫」と義母に言われて安心していたのですが、送ってもらったお弁当の写真を見てゾッとしました。
ダメだと言った卵が思いっきり入っていたのです。

幸い、そのときは何事もなかったのですが、もう「娘だけを遊びに連れて行く」と言われても絶対に断ろうと決めました。
最後に
子どもの食物アレルギー対応は「うっかり」ではすまないことがある問題です。
義両親には、アレルギーの重篤性について改めて冷静かつ明確に伝え直しましょう。
そしてNGな食材と万が一の際の対応策を記載した「マニュアル」を用意し、義両親に渡しておくのです。
子どもの安全を最優先するため、具体的な対策を実行に移しましょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
