出産や子育てなど人生の大きな節目では、義実家との関わりが増え、予期せぬトラブルが起きがちです。
とくに、相手に悪気がないからこそ、配慮のなさにストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
今回は、出産直後に母子同室で寝ていた嫁が、義父の行動に困惑させられたという体験談を紹介します。
他者への気遣いが行き届かない義父の行動に、どう対処すればよいのか考えていきましょう。
義父が来訪

第二子の出産後、母子同室で寝ていたときのことです。
ドアが開いたかと思うと、シャーッと勢いよくカーテンが開けられ、そこには満面の笑みで義父が立っていました。
突然のことに私は驚き「お、お義父さん!?」と思わず声が出てしまいました。
しかも、なぜか義父は下駄を履いていたので、歩くたびにカランコロン…。
大きな声で喋り…

戸惑う私をよそに、義父は「こうなっているのか〜!」「広くていいな!」など大声で喋りながら、下駄の音を鳴らして病室を歩き回る始末。
4人部屋だったので、他の方もびっくりした様子。
義父の行動を見かけた看護師さんが慌てて「あの…!もっと静かに」と注意。
恥ずかしいやら迷惑やらで“早く帰ってほしい”と思った私は、義父に「これから授乳なので…」と伝えました。
すると義父は「そうか、じゃ帰るわ」と言うと、ドスッとベッドに出産祝いを放り投げて帰っていきました。
まるで嵐のような義父に戸惑った出来事でした。
最後に
その人の性格や習慣を変えることは容易ではありません。
大切なのは、自分の精神的ストレスを抑えるための「境界線」を引くことです。
とくに、初期段階で冷静かつ毅然とした線引きをすることが重要。
「病室なので少し静かにお願いします」などでも十分です。
感情的にならず、自分の状況を「伝える」という形でのコミュニケーションを試みましょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
