信頼していた相手からの裏切りに遭い、心に大きな傷を負った経験がある方もいるのではないでしょうか。
そんなとき、裏切られた側としてはどのような行動を取るべきなのか。
今回は、信頼していた人に裏切られ心を痛めた女性の体験談を紹介します。
信頼していた人に裏切られてしまったら、私たちは何を考え、どう動くべきかを考えていきましょう。
頼りになるママ友
共働きで忙しい我が家では、保育園の送迎を近所のママ友に頼むことがありました。
彼女は、同じ園に通う子どもを持つ母親で気さくで頼りになる存在。
「うちの子も一緒だから気にしないで」と言ってくれて、私はすっかり信頼していました。
ところがある日、夫のスマホに送られてきたLINE通知を偶然見てしまったのです。
そこには彼女の名前と「今夜も楽しみにしてるね」というメッセージが。
最初は信じられず見間違いかと思いましたが、過去のやり取りを確認すると、送迎のついでに夫を家まで送っていたこと、そしてその後に2人で会っていたことが判明。
夫を問い詰めると関係を認め「子育ての悩みを共有するうちに距離が縮まった」と言い訳をしていましたが、私にとっては二重の裏切りです。
信じていた夫だけでなく、子どもを預けていたママ友にも裏切られたあのときのショックは、言葉では言い表せません…。
その後、彼女の家庭も崩れ、園でも噂が広まり、彼女は転園を余儀なくされました。
もちろん夫も噂の対象となり、夫が保育園に顔を出すことは難しくなりました。
私は夫と話し合いの末に離婚を選び、今は子どもと新しい生活を始めています。
振り返ると、あのときの冷静な判断が自分と子どもを守ることにつながったと思います。
感情的にならず、証拠を集めて事実を整理したことで、周囲の理解も得られました。
信頼していた人に裏切られる苦しさは大きかったですが、今は穏やかな日々を取り戻しています。
(38歳/女性)
最後に
悲しみや怒りの中でも「事実」と「証拠」を整理する理性は、自分の権利と平穏な生活を取り戻すための強力な武器となります。
同様の状況に直面した際は感情を鎮め、客観的証拠を残してください。そのうえで感情的な面と法的な面を切り離し、建設的な解決策を導き出すのです。
これらは自分の人生を取り戻すための、最初の一歩を踏み出すことにつながります。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
