子育て中、子どもの急変に遭遇しパニックに陥った経験はないでしょうか?
子どもの一大事、頭が真っ白になり冷静な判断ができなくなるのは、親として当然の心理かもしれません。
今回は子どもの急病に直面し、焦りから冷静さを失ったという夫の体験談を紹介します。
この体験談を通して、緊急時を想定し普段から準備しておくことの大切さを、一緒に考えていきましょう。
息子が発熱
2歳になったばかりの息子が熱を出し、私が面倒を見ていたときのこと。
その日、妻は仕事だったので私が面倒を見ていました。
息子は38℃後半の熱が出てしまい、病院を受診したあと自宅で静養していました。
ソファに座って一緒にテレビを見ていると、息子が私にもたれかかるように倒れてきたので「眠ってしまったかな」と思って息子のほうを見ました。
ところが…息子は白目を向いて唇が紫色になり、体がガクガクと震えていたのです。
気が動転した私は、妻に連絡しながら119番にも通報しました。
初めてのことで息子は意識が戻らないし、妻は仕事だしでとにかく大パニック。
救急隊員に電話で説明しないといけないのに、なにから伝えたらいいのか冷静に判断できない状態で…。
なんとか現状と住所を伝えると、救急車が自宅へ到着。
バタバタしながらも救急車で病院に向かうため自宅を出ようとしたそのとき、スマホがないことに気づいたのです。
急いで出発しないといけないのに「スマホがない。スマホがないと妻と連絡できない。」と焦り、救急車の出発を私が妨げてしまうことに…。
しかし救急隊員が「ポケットに入っていますよ」と落ち着いて教えてくれました。
息子は熱によるけいれんで、幸いなことにその後は後遺症もなく元気に過ごしています。
やはり、人間は焦ると冷静な判断や思考ができないものだと感じた日でした。
(36歳/男性)
最後に
パニック状態は冷静な判断を妨げ、時間をロスする原因となります。
大切な家族の緊急時に備え、家庭内で「チェックリスト」を作成しましょう。
かかりつけ医、保険証の場所、119番通報時に伝えるべき最低限の情報(住所、症状)などを目につく場所にまとめておくのです。
また夫婦間で「緊急時の役割分担(夫が119番、妻が持ち物準備など)」を決めておくことも、パニック時の混乱を防ぐ効果的な策となります。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
※この記事はAI生成された画像を使用しています
