結婚生活における度重なる裏切り行為は、心に傷を残すだけでなく、その後の夫婦関係が継続できるかにも関わる問題です。
ところが、その一歩さえも義実家に理解されないとなれば…苦悩は計り知れません。
今回は、夫の繰り返される“不貞行為”に辟易し、一歩を踏み出そうとした妻の苦悩と怒りの体験談を紹介します。
「話が通じない相手」への対処法のヒントが隠されているお話です。
浮気を繰り返す夫

これは夫の浮気に我慢の限界を感じ、離婚の話し合いをしたときの出来事です。
ある日「もう我慢できない!どれだけ浮気をすれば気が済むのよ!
離婚します!私たちは実家に帰ります!」と夫に告げ、私は子どもを連れて家を出ました。
夫はこれまでも、たびたび浮気を繰り返してきたのです。
夫との離婚を決めたものの話し合いはなかなか進まず…。
後日、私は義実家に乗り込んだのですが、義母から告げられたのは夫は不在とのこと。
そこで私は、義実家で夫の帰りを待つことにしました。
義母は夫をかばい…

しばらくして夫が帰宅。
私は「今日こそは養育費の話をしましょう。あなたが原因の離婚なのだから」と告げると、夫からの返答は「えー、俺は別にそこまで悪くないから…」と無責任なものでした。
そしてその直後、夫に加勢するように義母までもが「そうよ、男は浮気をする生き物よ!」と言い放ったのです。
私は「あなたの子どもに迷惑をかけられているのに!」と、呆れとともに怒り心頭。
その後、淡々と必要な話だけをして帰宅しました。
最後に
このように、夫は責任を否定し、義母は時代錯誤な価値観で擁護する状況では、個人間での話し合いは限界に近いかもしれません。
このようなケースで教訓となるのは、感情論や対話で解決しない相手に対しては『法と制度』という冷静な土俵で戦うことが必要であるということではないでしょうか。
まずは夫の不貞行為の証拠を集められるだけ集め、保全しましょう。そして無料の法律相談などを利用し、弁護士に状況を説明してください。
淡々とそして冷静に、自分と子どもを守るための準備を進めていけば自ずと勝利を掴むことができるはずです。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
