夫婦生活において、相手のために尽くす行為は日常を支える大切な要素です。
特に毎日の食事の準備やお弁当づくりは、時間と手間をかけて行う献身的な労力といえるでしょう。
しかし、その苦労を顧みない無神経な言葉を投げかけられたとしたら…。
今回は、夫のために毎日お弁当をつくっている妻が、あまりにも無神経な言葉に“心からイラついた”という体験談を紹介します。
無言でお弁当を持って出て行く夫

私は、いつも夫のためにお弁当をつくっています。
そして夫は、私が早起きをしてつくったお弁当を毎朝、無言で持って出て行くのです。
私は、心の中で「ありがとうくらい言ってほしいな…」といつも思っていました。
そんなある日のことです。その日は珍しく夫のほうから「お弁当だけど…」と話しかけてきました。
“もしかしておいしいとか、ありがとうとか言ってくれるのかな…”と少し期待していたのですが…。
次の瞬間、私の淡い期待は儚く消え去りました。
あんまりおいしくない!?

なんと、夫の口から出た言葉は「あんまりおいしくない。量が少ないから足りない」という、まさかのお弁当に対するクレームだったのです。
ガッカリした気持ちと、毎朝の苦労、そして無言で持って行く夫の姿、労いのなさ…。
いろいろなものがフツフツと込み上げてきた私はさすがにイラッとしました。
引きつった笑顔で「それなら自分でつくれば?」と突き放すと、まさかそんなことを言われると思っていなかったのか、夫は少し焦った様子で黙りこくってしまいました。
人に感謝もできないなら、私がつくったお弁当を持って行くな、食べるな!
とても腹が立った出来事です。
最後に
夫婦生活の中で、毎朝のお弁当づくりは愛情の形そのもの。
そこに感謝の言葉もなく、ただただクレームを並べられるだけというのは、あまりにも悲しく怒りも生まれるでしょう。
このような状況で良好な夫婦関係を再構築していくには、お互いの努力が必要です。
まずは心の中に溜め込まず、穏やかに「お弁当の感想聞かせてほしいな」「おかずは何が嬉しい?」など言葉で伝えてみましょう。
意外と、そうした「これまでありそうでなかった自然な会話」をきっかけに、少しずつわかりあえるようになっていくものです。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
