結婚は新しい家庭をつくる喜びもある一方、義家族との関係というデリケートな課題もあります。
今回は、義母からの嫌がらせに苦しむ嫁の体験談を紹介します。
自分の心を守るための最適解について、一緒に考えていきましょう。
“いないもの”として扱われる嫁
以前から、義母は食事会のたびに私が“いないもの”であるかのような扱いをしてきます。
ある日も、親戚が集まる食事会で、私の席と食事だけが用意されてなかったのです。
義母に「私のぶんは…」と聞くと「あんたは台所で冷や飯でも食べてて」と言われ周囲は苦笑い。
夫もその場では何も言えず、私は台所で1人、冷めたご飯を食べることになりました。
この日以外にも、私の分だけ配膳が遅れたり好物を避けて出されたりと、細かな嫌がらせがありました。
最初は我慢をしていましたが、限界を感じた私は「これを見て」と、夫にノートを見せました。
いつか反撃に使えるかもしれないと思い、私は今まで受けてきた嫌がらせを、記録として書き留めていたのです。
それを見せながら冷静に事実を伝えました。
すると夫は、事態の深刻さをやっと理解してくれました。
義母からのイビリは、1つ1つが小さくても、それらが何十回も続き、かつ回数が増すごとに内容が酷くなっていくことに気づいたのです。
その後、義母に直接話をしてくれ、表面上は穏やかになりました。
しかし私は無理に関係を修復しようとはせず、必要最低限の関わりに留めています。
自分の心を守るため、距離を取る選択をしたことは間違っていなかったと思います。
(33歳/女性)
最後に
義家族からの心ない扱いは、安心できるはずの場所が苦痛の場となり深い心の傷として残るもの。
この体験談から得られる教訓は「自分の心と体を守るための行動を、ためらわずに起こす勇気」です。
もし義家族との関係に苦しみ、心身ともに疲弊しているなら、まず自分を守る方法を最優先に考えてください。
信頼できる夫や周囲の人に現状を伝え、協力を求めることが解決へのきっかけにつながるはずです。
そしてもっとも大切なのは、必要以上の接触を避け心の距離を保つという選択を、ネガティブに捉えないこと。
それは決して「逃げ」ではありません。
自分の心を守り人生を豊かにするための、賢明で前向きな自己肯定の行動です。
自分自身を大切にするという選択をすることで、健全な家庭を築く力を育てていきましょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
※この記事はAI生成された画像を使用しています
