夫婦で育児をする中で、相手に「任せた」という言葉を使う場面は意外と多いのではないでしょうか。
しかし、その「任せた」に対する解釈が夫婦間で異なると、大きなトラブルに発展してしまうことがあります。
今回紹介するのは、育児を任された夫が絶望的な結果を招いてしまったというある夫婦の体験談です。
夫に育児を任せて出かけた妻
ある週末のこと、私が美容院の予約を入れていたため、3歳の娘を夫に預け外出をしました。
夫は「任せて」と快く引き受けてくれたので、私は安心して出かけたのですが…。
外出から2時間ほどで帰宅し、絶望しました。
夫はヘッドホンをつけてゲームに夢中で、娘が話しかけてもまったく気づいていません。
私は驚いて「なにか危ないことが起きてたらどうするつもりなの!?」と夫に言うと「ちゃんと見てたよ。自由に遊ばせてた!」と返答され唖然としました。
さらにキッチンを見ると、娘が自分で冷蔵庫を開けてプリンを取り出し、手づかみで食べていた形跡が…。
床にはプリンの残骸が広がっていて、冷蔵庫の扉は開けっ放し。
そして夫は「お腹すいたって言うから好きにさせた」「楽しそうだったよ」と悪びれる様子もありません。
娘はその後、手がベタベタなまま、おもちゃを触っていたようで…部屋中が大惨事に。
夫に「自由にさせるのと放置するのは違う!」と真剣に伝えました。
夫は「俺なりに頑張ったつもりだったんだけど…」と反省していましたが、次回からは育児の基本ルールを1枚の書面にして、渡すことになったのでした。
子どもにとっては楽しい時間だったかもしれませんが、親としては安全と衛生面も含めて見守ってほしいものです。
(32歳/女性)
最後に
育児における、自由と放置の境界線は曖昧なもの。
このような夫婦の認識のズレは、多くの家庭で起こり得ることでしょう。
特に、夫が「自由に遊ばせる=見守り」と解釈したのは、妻の「言わなくてもわかるだろう」という前提から生まれた可能性があるかもしれません。
育児において、親の役割や安全基準に対して、夫婦で共通認識を持つことが重要です。
1.安全に関する最低限のルール:「目を離さない時間の上限」や「触ってはいけないもの(コンロ、刃物、冷蔵庫など)」を明記する
2.衛生管理のルール:「食事の前後と遊んだ後の手洗い」「床に食べ物をこぼした際の対処法」など具体的な手順を記載する
3.緊急連絡先と手順:かかりつけ医など緊急時の対応を記し、すぐに見える場所に貼っておく
夫婦で話し合いながら、より安心できる環境で子育てができるといいですね。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
※この記事はAI生成された画像を使用しています
