義実家との関係において心を消耗してしまうのが、理不尽なマウントです。
仮に親切心から発せられた言葉でも、度重なると苦痛に感じるようになってしまいます。
今回は、長年苦しめられてきた義母からの『言葉』に対し、鮮やかな方法で場の空気を変えた嫁の、スカッとする体験談を紹介します。
イヤミな義家族に対し、賢く立ち回るためのヒントを探っていきましょう。
何かと張り合うタイプの義母
義母は、親戚が集まるたびに「息子は小さい頃から頭が良くてね」から始まり「あなたも頑張ってるけど、うちの家系は優秀だから」など、地味に刺さる言葉を連発してきます。
私も最初の数年は笑顔で受け流していましたが…去年のお盆の集まりで、とうとう限界に達しました。
そのきっかけは、私に対する義母の一言です。
「息子は本当に出世して偉いわよねぇ。あなたも、もう少し節約上手にならないと。貯金できないでしょ?」と言うと、親戚たちも苦笑い。
私は「そうですね、節約はあまり得意じゃないです。でも最近、お義母さんからいただいたアドバイスのおかげで少しずつ貯まってきました」と、笑顔で返しました。
「まぁ、そうなの?」と得意げな義母。
そこで私は続けて「はい。先日、夫のボーナスが入ったので思い切って住宅ローンを全額完済したんです。お義母さんの“堅実に暮らしなさい”って言葉、効きました!」と伝えました。
一瞬、親戚一同が静まり返り、その後「えっ!?もう完済?」とザワザワ…そして義母の顔が一気に引きつったのです。
隣にいた義父は「おお、それはすごいな!」と拍手。
義母はその後、なぜかデザートの盛りつけに逃げて終始無言でした。
親戚たちは「よく頑張ったねぇ!」と次々に声をかけてくれて、一気に和やかな雰囲気に。
帰りの車の中で夫がぽつりと「母さん“やられた”って言ってたよ」と苦笑いするので、私もつられて笑ってしまいました。
それ以降、義母は親戚の集まりでお金や節約の話をしなくなり、代わりに「うちの嫁は計画的で助かるのよ」と言うようになったのでした。
スカッとしたのはもちろんだけど、少しだけ義母も私を認めてくれた気がします。
最後に
この体験談の教訓は「相手の土俵に上がらず、事実と言葉で対応する」ことの賢明さです。
感情的に反論するのではなく、一度相手を立て、事実を提示することが成功の鍵となります。
もし同様の状況に悩んでいるのなら、次の方法をおすすめします。
- 相手の言葉を一度受け止める:「そうですね、お義母さんのように完璧にはできませんが…」と、一旦は相手の指摘を受け入れる姿勢を見せる
- 相手の教えを引用する:「以前教えていただいたおかげで成長できました」と、マウントを「教え」としてポジティブに捉え相手の存在価値を認める
- 具体的な成果で締めくくる:その「教え」が、いかに大きな成果(家事効率が上がったなど)につながったかを明るく笑顔で伝える
これは相手の優位性を否定することなく、自分の成果を印象づける効果的な手法です。自分の努力と賢明さを認めてもらうため、ぜひ試してみてはどうでしょうか。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
※この記事はAI生成された画像を使用しています
