結婚してから初めての義実家への帰省は、期待と緊張が入り混じる特別なイベントです。
しかし、その帰省が心の負担になってしまうケースも少なくありません。
特に、善意からの行動が予期せぬ摩擦を生んでしまうと、その後の関係に影を落としてしまうことも。
今回は、義実家に初めて帰省したときに、悲しい思いをした嫁の体験談を紹介します。
初めて義実家に帰省
結婚後、初めて義実家に帰省したときのことです。
義母に手伝いを申し出ると、義母は笑顔で「せっかくだから夕飯を作って」と言いました。
気合いが入っていた私は、ローストチキンやサラダなどを一生懸命準備したのです。
ところが…私の料理を食べた瞬間、義父が「うちは濃い味が好きなんだよね」と一言。
さらに夫まで「そうそう、実家の味と違うと食べた気がしないんだ」と言い出したのです。
「最初からそう言ってくれればよかったのに」と内心イラッとした私。
なんとか笑顔を保ちましたが、その後も「○○くん(夫の名前)、毎日コレ食べてるの?」「味が薄い」「サラダにドレッシングが少ない」とクレームが続き、せっかくの食事が台なしになりました。
後日、夫に「もう少し気を遣ってほしい」と伝えると「親なんだから言いたいこと言うのは当然だろ」と逆ギレされてしまうハメに…。
それ以来、私は「でしたら…もうなにもしません」と伝え、帰省時の料理はすべて義母に任せて、料理に関しては手を出さないことにしました。
最後に
新しい家族の輪に入ることは、これまでの自分の常識や価値観が試されるような、緊張と戸惑いの連続でしょう。
夫婦や義家族との関係性において配慮や優しさは大切ですが、相手の反応に振り回されないことも重要です。
育ってきた環境が違えば、食の好みや家庭内でのルール、価値観までもが異なります。
「違い」を「否定」と捉えず、そういうものなのだと受け入れることが、新しい関係を築くための一歩になるのです。
そして何より大切なのが、義実家に滞在中の心を軽くするための工夫です。
たとえば、義母に“家庭の味”を教えてもらうのもよいかもしれません。
あるいは夫に「あなたや義両親の気持ちも尊重するから、私の気持ちも理解してほしい」と冷静に伝えてみるのも1つの方法です。
義実家での言動について夫婦で穏やかな話し合いの場を持つことは、今後の夫婦関係や義家族とのつながりを深めていくきっかけになるでしょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
※この記事はAI生成された画像を使用しています
