「厚意」という言葉を隠れ蓑にした嫌がらせは、周囲が気づきにくいため非常に厄介です。
特に食事におけるハラスメントは、受ける側にとっては精神的な苦痛以外の何ものでもありません。
今回は、そんな義母の陰湿な攻撃に真っ向から抗議するのではなく、自業自得という名の「罠」で切り返した嫁の鮮やかな逆転劇を綴った体験談を紹介します。
義母の陰湿な温度ハラスメント
義実家への帰省中、私は義母からの嫌がらせに悩まされていました。
夏には湯気が立つ熱々のうどんを、冬には器まで冷めきったシチューを、私にだけ「厚意」を装って差し出してくるのです。
「素直に受け取れないの?」と微笑む義母の執拗な温度ハラスメントに、またかとは思いつつも私の心は限界を感じていました。
ところが、親戚一同が集まった新年に転機が訪れたのです。
その日、義母はまたキンキンに冷やしたお雑煮を、私が座る席に置きました。
ところが、そのとき私は台所に呼ばれていったん席を立ったのです。
今日も美味しくないでしょうね

用を終えた私は、本来座るはずだった席ではなく、別の席に座りました。
そして冷たいお雑煮が置かれた「本来の私の席」には義母が座りました。
何も知らない義母はお雑煮を口にした瞬間「冷たっ!」と絶叫。
私は満面の笑みで「いつも私のために冷やしてくれるのに、間違えて座っちゃったんですね!」と追い打ちをかけました。
「いつも?」とざわつく親戚たちの視線。
嫁イビりの事実が晒され、義母は真っ赤になって絶句。
こうして温度をめぐる嫌がらせは、ひとまず終息しました。
最後に
陰湿な嫌がらせに対しては「被害を公にする仕組み」を作ることが効果的であるという教訓。
もし今後、義母が再び不穏な動きを見せたとしても、1人で抱え込む必要はありません。
夫や親戚に「以前はこんなことがあったから、今後は皆で同じものを食べるように手配してほしい」と提案し、嫌がらせを封じるルールを作ってみるのも手です。
誰かの犠牲の上に成り立つ団らんは、本当の団らんではありません。
安心できる環境を確保することが、次の一歩を考えるための土台になります。
作画:ふぁじ
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
