「2人で協力しよう」という誓いは、過酷な育児を乗り越えるための光です。
しかし、いざ育児が始まると、親としての自覚の差が浮き彫りになり、深い孤独感に苛まれるケースも少なくありません。
今回は、もっとも支えが必要な時期に、夫の無責任な発言や信じがたい行動を目の当たりにし、絶望を感じてしまった妻の体験談を紹介します。
いざ育児が始まると非協力的な夫…

初めての出産を控え、私は夫と「協力し合おうね」と笑顔で約束をしていました。
当時の私たちは希望に満ち溢れていましたが、育児の現実は想像以上に過酷なものでした。
無事に出産が終わったある夜のこと。
私は体調を崩してしまい、激しい咳に耐えながら息子の面倒を見ていました。
あまりの辛さに夫へ助けを求めると、夫は面倒そうに起き上がり、泣き続ける息子を覗き込みました。
夫は「そのうち疲れて寝るよ」と言って放置し、再び寝ようとしたのです。
「放置はよくないよ」と夫を再び起こしたのですが…。
ちょっと…!信じられない!

泣き止まない息子に苛立ちを募らせた夫は「もう無理、疲れた」と言い、あろうことか息子を布団に乱暴に置いたのです。
そのとき、私の中に激しい怒りが込み上げました。
「乱暴に置かないで!」と息子を奪い返すように抱き上げると、夫は反省するどころか「最初からお前が見ろよ」と冷たく言い放ったのです。
背を向けて眠る夫の姿を見つめ、あの日誓い合った言葉はどこへ行ってしまったのだろうと、涙が止まりませんでした。
もう夫には頼れない。
絶望の中、私は1人で息子を守る決意をしたのです。
最後に
この体験談から得られる教訓は、育児における当事者意識の欠如が修復困難な溝を生んでしまうということです。
夫が親としての自覚を持てない状態を「仕方のないこと」と諦めてしまうと、本当の意味での共同生活は立ち行かなくなります。
解決策として、夫には育児の「手伝い」ではなく、明確な「担当」を割り振ってみてください。
特定の時間帯のオムツ替えや沐浴など、逃げ場のない役割を明確に伝えることが有効です。
話し合いが難しい場合は、自治体の保健師や両親学級の専門家など、第三者から父親としての責任を諭してもらう機会を作ることも検討しましょう。
1人で抱え込まず、外部のサポートも柔軟に活用しながら、今の状況を改善するための具体的なルール作りを提案してみてはいかがでしょうか。
作画:餡爺
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
